マイペースチャリダーが行く

ちょうど古稀を迎えた理系チャリダーのブログです。

「自転車の車輪の転がり抵抗について-1」はこちら

自転車輸送方法と距離の関係

 私はこれまでいろいろな自転車ライドしてきたが、それらの輪行などの自転車輸送方法と距離の関係を調べてみた。その結果、何となくもっともらしい結果が得られたので紹介する。

 

(1)自転車ライドのまとめ

 私が退職した2018年から現在(2022年12月)までの自転車ライドをまとめたみた。なお、対象は宿泊を伴う国内ライドとして、日帰りライドや海外ライドは除外した。以下に一覧表を示す。

 

自転車ライド(2018~2022)と輸送方法と距離一覧



年月 



ライド名



区分 



自走



電車









+









便
2018
4月
ヤビツ峠ヒルクライム 自主     47    
2018
6月
箱根駅伝ヒルクライム 自主     63    
2018
7月
多摩川CRサイクリング 自主 39        
2018
8月
福井サイクリング(武生~宮津) 自主   97      
2018
9月
宮ヶ瀬クリテリウム 募集
参加
    40    
2018
10月
箱根ヒルクライム 募集
参加
    63    
2018
11月
伊豆一周サイクリング 募集
参加
    93    
2018
12月
ライドイン阿蘇 募集
参加
      894  
2019
2月
サイクリング屋久 募集
参加
      1025  
2019
6月
富士ヒルクライム 募集
参加
    85    
2019
9月
淡路島ロングライド 募集
参加
      490  
2019
10月
ジロデ種子島 募集
参加
      972  
2019
11月
霞ヶ浦一周ライド 自主     71    
2020
2月
サイクリング屋久島 募集
参加
        1025
2020
12月
環七一周サイクリング 自主 17        
2021
10月
佐渡島自主ロングライド 自主     299    
2022
3月
出雲センチェリーライド 募集
参加
      601  
2022
4月
びわ湖一周ライド(福井起点) 自主   59      
2022
10月
グランフォンドピナレロ八ヶ岳 募集
参加
    119    
2022
10月
鳥取すごいライド 募集
参加
      493  
2022
11月
旧中原街道サイクリング 自主 42        
2022
11月
Grand Cycle Tokyo レインボウライド 募集
参加
    9    

 一覧表の右側の数字は、数字が記載されている列が輸送方法を示しており、また数字自体が、自宅から目的地までの直線距離(km)を表している。ただし、ほとんどのライドは自宅起点だが、福井実家を起点とするライドが2つある。

 輸送方法としては、自走、電車(輪行)、マイカー、飛行機+レンタカー、宅配便の5種類だ。一方、ライドの区分は、自主企画ライドの「自主」と、一般募集イベントに参加した「募集参加」の2区分だ。

 本ブログを開始した2020年2月以降のライドには、本ブログの紹介記事があるのでリンク付けしたが、2019年以前のライドはブログ記事がないのがちょっと残念だ。また、2020~2021年はコロナ禍により、3ライドと少ない。

 

(2)自転車輸送方法と目的地直線距離の関係

 上表に基づいて、自転車輸送方法と距離の関係をグラフ化してみた。賢明なる読者は、そんなグラフを作って何の役に立つのかと疑問を持つと思う。このグラフの価値は、どのような輸送方法を選択するかは人によって様々だが、このようなグラフ化によって、その人の自転車輸送方法の選定傾向を、容易に他者に示すことが出来ることだ。

 グラフを見ると、自走やマイカーは上限がそれぞれ50km、300km程度になっていて、私は大きな違和感はないが、新幹線を想定する電車はもう少し長距離(~500km)も対応可能と思われる。

 実は私は、電車輪行はハンドキャリーがメインになるので体力が必要なため、出来る限り電車輪行を避けてきた。そのため2018年以降の電車輪行は2回しかなく、かつ在来線輪行なので比較的短距離だ。そこで、このグラフの電車輪行は在来線と注記することにした。

 

(3)まとめ

 今回のまとめとして、自転車輸送方法の定性的特徴に加えて、今回得られた距離データに基づいて「えいや!」と決めた標準距離を追記した。これは、国内ライドを前提として、あくまでも筆者(cedarbook)の自転車輸送方法の傾向を示した数字なので、必ずしも万人向けとは言えないが、みなさまの何らかの参考になればありがたいと思う。

 次回記事では、長距離自転車輸送に適した「飛行機+レンタカー」に有用なセミハードケース(SCICON製AeroComfort3.0)について紹介したいと思う。

 

自転車輸送方法の比較表
(国内ライド、cedarbookの場合)