自転車の科学・歴史
[1]はじめに 私が1時間程度がんばってZWIFTライドした後にSTRAVAを見ると、たった100kcal程度の合計運動量でショックを受けたことがあった。例えば、4月24日のZWIFTライドのSTRAVA走行記録(下図参照)の赤枠の数字を見ると、合計運動量は428KJ。この数字をカ…
当ブログ最初の記事は、2020/2/11に投稿した「自転車は最速の人力移動手段」という記事だった。この記事では、自転車=人力最速=人類最速を示したつもりだった。しかしながら、現時点で「人類最速」というキーワードでグーグル検索すると、陸上選手のウサイン…
前記事[1]で、荒れた路面の転がり抵抗について検討した。その後「荒れた路面」と言っても一様で無いことに気づいた。具体的には、前記事[1]では、段差により人体(ライダー)は上下振動しないと仮定したが、実際にはライダーの胴体は振動しなくてもハンドルを…
荒れたアスファルト道路を自転車で走行した場合、速度キープのために追加パワーが必要となり、転がり抵抗が増大したように感ずることがある。 転がり抵抗については、当ブログで2020年2月に検討結果について紹介したが、この検討は完全平坦面を前提としてい…
7月中ずっとツール・ド・フランスを観戦していたので、私はちょっと寝不足気味だった。第1週からポガチャルとヴィンゲゴーのアタック合戦があり、息もつかせない展開だった。しかし3週目のTTで、ヴィンゲゴーが大きくリードしたのにはビックリした。とにかく…
1.はじめに 本ブログは、今からちょうど3年前の2020年2月、ウェブリブログで開始した。きっかけは、「何故自転車は速いのか」という素朴な疑問への検討結果の発表の場がほしかったからだ。その関連記事と概要を以下に示す。 No 記事タイトルと概要 1 自転…
私は自転車が好きなこともあって、自転車の歴史にも少なからず興味があった。たまたまひょんなことから、自転車の歴史を人に説明する機会があったので、ちょっと調べてまとめてみたので、このブログでも紹介しようと思う。 (1)ハードとしての自転車の歴史 自…
自転車の転がり抵抗は、これまで2回に分けて検討し、転がり抵抗係数の計算式[記事1]、転がり抵抗によるパワーロスの計算式[記事2]を導出した。今回の記事では、反発係数eと力の関係を検討して、[記事1]の補足としたい。反発係数eと力の関係を検討するため、…
前回に引き続き、転がり抵抗について検討する。 前回の結論は、以下の(6)式で示すように、転がり抵抗係数Crrは、タイヤの設置面の長さL に比例し、タイヤの半径Rに反比例するというものであった。 (6)式中のeはタイヤの反発係数 である。 (6)式によれば、タ…
自転車好きの理工系としては、「何故、自転車は速いのか」という素朴な疑問をずっと持っていた。定性的には、人間の出すパワーを運動エネルギーへ変換する効率がすこぶる良いことに尽きると思う。変換効率を左右する要因として、車輪の転がり抵抗と、ペダル…
自転車好きのおじさんのブログへようこそ!! 今回の記事は、2013年に出版された「サイクリングサイエンス」という本がネタ本だ[1]。その16ページで、自転車は、最速の人力移動手段ということが紹介されている。自転車好きのおじさんとしては、誇らしい気持…