マイペースチャリダーが行く

ちょうど古稀を迎えた理系チャリダーのブログです。

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鳥取すごいライド2022と鳥取観光

 10月は、グランフォンドピナレロ八ヶ岳2022に引き続き、鳥取すごいライド2022に参加した。せっかく鳥取まで行くので、妻と共に観光することにした。今回は、その観光とライドの両方について報告する。
 長文のため、お急ぎの方は以下の目次を活用して関心のある箇所をご覧ください。

 

 

 

(1)鳥取すごいライド2022について

 鳥取すごいライド2022は、ロングコース(115km)とショートコース(55km)があるが、ロングコースを選択した。ロングコースは、距離は115kmあるものの獲得標高は1059mと比較的穏やかだ。以下にグーグルマップを利用したコースマップを示す。

 

(2)ライドを走ってみて

 以下にSTRAVAの実走マップを示す。最大の難所は、AS1(浦富海岸遊覧船のりば)とAS2(殿ダム記念広場)の間の峠越えだ。この峠越えは、午前中のまだ元気がある時のヒルクライムなので対応しやすかった。AS2付近の殿ダムは景観が素晴らしく、印象的だった。

 私の脚力だと、ランチはAS4(75.5km地点)でしたいところだが、AS4がスィーツ等の補給食中心なので、海鮮丼のあるAS5まで行くことにした。何とか13時前(12:38)にAS5に到着することが出来て、海鮮丼のランチとなった。

(3)ライド風景 

 以下に、私が撮った写真を中心にして、各ポイントの風景を示す。


ゴール付近(ライド前日2022/10/15)
 ライド前日受付のため、宿泊したモナークホテル鳥取からスタート地点の賀露市場までの約9kmを試走した。
 ライド前日はこのエアアーチがあったのだが、ライド当日は何故か無かった!

 


浦富海岸(20.8km)
 ライド当日、AS1通過後の浦富海岸の風景。日本海の景色が美しい。

 

 

 

 

 


殿ダム(47.8km)
 岩を積み上げた殿ダムの景色が美しい。岩だけで水を堰き止められるのが何か不思議な感じがする。

 

 

私のライド風景 (撮影場所不明)
 鳥取すごいライド2022の鳥取市公式HPで見つけた写真。今回私が着用したウクライナ応援ジャージが効を奏したかも?! また参加者の一人から「ウクライナ応援ジャージが素晴らしい」と褒められた。着た甲斐があった!!

 

 


湖山池(109.3km)
 湖山池を望む展望スポットで、最近ロードバイクを始めたという男性に撮影してもらった。

 

 

 

(4)ライドまとめ

 今回の鳥取すごいライド2022について、以下に、良い点と悪い点を含む感想まとめと、走行まとめを示す。

 

感想まとめ

1)鳥取すごいライド2022は、浦富海岸や殿ダム等の素晴らしい景色があり、獲得標高も比較的低いため、中級サイクリストが楽しめるコースとなっている。

2)エイドステーション(ASと略す)のレイアウトが不親切だ。難所の峠を含む区間(AS1~AS2)は30kmもありしんどいが、後半区間(AS5~AS6)は7kmしかない。これは私の憶測だがAS運営を協賛企業に丸投げしているように思える。

 

走行まとめ

 

 

(5)鳥取観光

5-1)日程について

 今回の鳥取観光&ライドの4泊5日の日程表を以下に示す。移動は飛行機とレンタカーだ。自転車は、キャスター付きのエアロコンフォートで梱包して、飛行機やレンタカーに搭載する。自転車携行の国内移動は、私の経験上これが一番便利だ。

日程表

 

5-2)現地写真いろいろ

 

レンタカーとエアロコンフォート
 レンタカーはタントだった。助手席が多少窮屈だが、何とかエアロコンフォートを搭載できた。

 

 

 

 

テルモナーク鳥取
 ホテルの通用口だ。近くに立体駐車場があるが、自転車組み立て保管のため、この通用口近くにレンタカーを駐車させてもらった。

 

 

 

天球丸(鳥取城址公園)
 天球丸と呼ばれる石組みが珍しいので、実物を是非見たいと思っていた。天球丸の目的は、防御ではなく石垣が崩れるのを防止するための巻き石と呼ばれる対策の一つとのことだ。

 

 

鳥取砂丘
 馬の背と呼ばれる第二砂丘列の絶壁の砂だ。砂なので怪我しないと思うが、この絶壁を駆け下りるは怖くて出来なかった。

 

 

 

砂の美術館
 現在の展示はエジプト編で、世界中のアーティストが作った砂像が展示されている。写真は「アクアンアテン王とその家族」と題するロシアの作家(Dmitrii Klimenko)の作である。

 

 

青島から見た湖山池
 青島展望台から見た湖山池の風景。対岸は鳥取空港などがあり、その向こうは日本海だ。

 

 

白兎神社の白ウサギ
 白兎神社の本殿へ登る階段に飾られている白ウサギの石像がかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すなばコーヒーとうさぎ焼き
 白兎神社近くの道の駅で、すなばコーヒーとうさぎ焼きで休憩。

 

 

 

 

 

日本料理「淳」の夕食
 モナークホテル鳥取近くの日本料理「淳」で食べた子持ちあゆの塩焼き。淳は値段は高めだが、料理が良いのでお勧めだ。

 

 

 

石破二郎像
 鳥取県知事を15年務めた石破二郎氏の像。鳥取駅近くの公園にある。地元民に愛されていたようだ。石破茂氏は、石破二郎氏の長男。

 

 

 

 

(6)細かな問題とその対応策

 今回の鳥取行きに際しては、いろいろと細かな問題が発生して困った。今後のこともあるので、それらを整理して教訓として以下にまとめておく。

 

6-1)政府の旅行支援の適用

 今回の旅行は、政府の旅行支援適用の期間内だが、予約したじゃらんは変更不可となっていて適用出来なかった。そのため、ホテルモナーク鳥取に電話確認したが、予約がじゃらんなのでじゃらんで手続きしてくださいと言われてしまい、八方塞がりとなった。

 政府の旅行支援を適用は、一旦キャンセルして再予約すべし!

 

6-2)羽田駐車場

 出発2週間前の9月末に羽田駐車場を予約しようとしたところ、民間駐車場も含めて予約不可だった。そのため、やむなくワゴンタクシーを使うことになった。羽田空港駐車場は1ヶ月前から予約可能だが、予約可能になった30日前に即予約が埋まる状況だった。

 ハイシーズンの羽田駐車場の予約は、遅くとも1ヶ月以上前に予約すべし!

 

6-3)機内預け荷物

 今回、機内預けする自転車を格納したエアロコンフォートの中に入れた潤滑剤CRC556とギア潤滑剤AZblc-004が安全検査で取り上げられそうになった。慌てて空港のコインロッカーに格納するということで決着したが、鳥取には持ち込むことが出来なかった。

 潤滑剤は、出発前にギアやチェーンに塗布すべし!

 潤滑剤等の危険物は、飛行機には乗せないこと!

 

6-4)レンタカー

 今回初めて利用したオリックスレンタカーのミスで、私の妻と私に別々に車のキーが渡されていた。私たちはそのことに気づかずに発車して、30分経過後にレンタカーからの電話で初めて車のキーが2つあることに気づいた。しかも一つのキーは別の車のキーで他の利用者がキーが無いため車に乗れず待っているとのことだ。そのため、空港まで引き返すことになり、1時間程度の時間ロスが生じた。

 これは明らかにレンタカー側のミスだが、当方が二つのキーを所持していることに気づかなかった点は不注意だった。

 レンタカーは、キー数を確認すべし!