マイペースチャリダーが行く

ちょうど古稀を迎えた理系チャリダーのブログです。

「自転車の車輪の転がり抵抗について-1」はこちら

とびしま海道オレンジライドと呉・江田島観光

 今年2月4日に開催された「とびしまオレンジライド2024」に夫婦で参加した。サイクリングだけではもったいないので、呉と江田島も観光した。本記事は、それらについて紹介する。

 

(1)とびしまオレンジライド2024について

 とびしまオレンジライド2024では、私が「とびしま90km」に、妻は「オレンジ50km」にエントリーした。私のエントリーした「とびしま90km」は5つの島を飛び石の如く次々に渡るので、変化に富んだ風景が楽しめるコースだ。

 「とびしま90km」コースを以下のGoogleマップで示す。図中、①はAS1までのルート、②はAS2までのルート、③はAS3までのルート、④はゴールまでのルートをそれぞれ示している。コースは海岸線を走る平坦基調だ。ただし、橋へのアプローチは登りとなるため、獲得標高1057m(公表値)となっている。

 

 

(2)ライドを走ってみて

 「とびしま90km」は、やはり比較的平坦だった。また当日は曇っていたが、心配された雨が降らなかったので、走りやすかった。しかし前半は西側からの向かい風モードのため、スピードを出しにくかったものの、全体としては平均移動速度AMV(=停止時間を除いて計算した移動速度)23.5km/hという、まずまずの結果だった。

 

(3)ライド風景

 以下はライド前の集合写真。最前列中央の黄色いネクタイの人は、呉市長の新原様、その右側後方の青色ジャケットが筆者だ。(フォトクリエイト撮影)

 

 

スタート
(9:06 県民の浜)

9時開始のウェーブスタートで、私のスタートは9:06だった。写真中央の青色ジャケットが筆者だ。
(フォトクリエイト撮影)

 

 

 

蒲刈大橋(往路、9:25)
 スタート地点(県民の浜)のある上蒲刈島下蒲刈島の間の蒲刈大橋を走る風景。

 

 

 

 

 

 


豊島大橋付近(往路、10:49)
 豊島大橋を渡って大崎下島を走る筆者。
(フォトクリエイト撮影)

 

 

 

 

 

 

岡村大橋(往路、11:52)
(広島/愛媛の県境)

 岡村島に向かう岡村大橋の途中に、広島県愛媛県の県境がある。

 

 

 

 

 

 

岡村大橋(12:20)
 岡村島の一周途中で岡村大橋を撮影。のんびりした風景が広がっている。

 

 

 

 

 

 

御手洗地区の交番(12:39)
 大崎下島の歴史的建造物のある御手洗地区にあった交番。和風建築の交番は、堂々とした風格がある!

 

 

 

 

 

豊浜大橋(13:53)

 大崎下島と豊島を結ぶ豊浜大橋を南側から撮影。走っている時は何気ない橋だが、外から眺めると美しい。

 

 

豊島大橋(復路、13:53)
 この豊島大橋を渡って、上蒲刈島に渡ればゴールはもうすぐだ。

 

 

 

 

 

 

ゴール(14:04、88.2km)
 スタートした県民の浜に戻ってきて、思わずガッツポーズ!!
(フォトクリエイト撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(4)走行まとめ

 とびしま海道オレンジライドのコースは、5つの島が橋でつながっていて、次々と変化に富んだ風景を楽しむことが出来た。ただし、途中でコンビニや売店がほとんどないので、コース途上の調達は期待できない。必要な補給食等は、島に渡る前に準備する必要がある。

 今回用いたサイコンは、BRYTON RiderS800だが、実際のとびしまライド時の設定が、何故だか誤まって室内バイクと設定されていたためにGPSデータが記録されなかった。そのため、時間データだけを採用して、距離データは、公式数値として平均速度や平均移動速度を算出した。以下に走行まとめを示す。

 

走行まとめ

 

(5)呉・江田島観光

5-1)輪行について

 今回の全体の日程表を以下に示す。輪行は飛行機とレンタカーだ。自転車はSCICON社製のエアロコンフォート(文献1)で梱包して、飛行機およびレンタカーに搭載して移動した。この輪行方法は、私が国内の遠距離の場合に特に好んで使っている方法だ。

 以下の黄色アミガケ表記は、輪行分類表記(文献2)だ。輪行方法を単純な記号で表記する方法で、私が提案した。関心のある方は、文献2を参照頂きたい。

日程表

 

5-2)現地写真いろいろ

 今回の旅行で、実は私がスマホを忘れるというハプニングがあった。原因は、羽田駐車場で自家用車からエアロコンフォートを車外に出す際に、スマホを荷室に落とした事に気づかなかったためだ。後日、羽田駐車場に駐車した自家用車からスマホが発見された。

 そのため、急遽セカンドスマホiPhoneを用いて、旅行中の連絡や写真撮影等をすることになった。このセカンドスマホは、本来はアップルウォッチのためにのみ利用するスマホで旅行バッグに入っていたのだが、その場しのぎには十分だった。

 それらの旅行写真を、以下に示す。

 


レンタカーの荷積み状況
(2/2 12:28)

 広島空港のニッポンレンタカーN-BOXを借りて、エアロコンフォートを荷室に積んだ状況だ。エアロコンフォートの荷崩れ防止のため、荷造り紐を使って取っ手に固定している。

 

 


穴子丼のランチ(2/2 12:57)
 山陽自動車道の小谷サービスエリアで食べた穴子丼のランチ。期待よりも穴子が小さかったが、まずまずだった。

 

 

 

 

 

 

潜水艦あきしお(2/2 15:50)
 海上自衛隊の呉資料館(てつのくじら館)の前にその迫力ある船体を見せている。

 当初私は模型と思っていたが、実物展示だった!今回は時間の関係で残念ながら見学出来なかったが、また機会があれば是非見学したい。

 

 

 

 

41cm主砲(2/2 15:56)
 こちらは呉市が運営する大和ミュージアムの屋外展示物の一つで、戦艦陸奥に搭載されていた主砲だ。砲弾の直径は41cmというが、砲身の根元の直径は1m以上ある巨大なものだ。

 

 

 

 

戦艦大和1/10模型
(2/2 16:12)

 大和ミュージアムの目玉展示の戦艦大和が、吹き抜け空間にどんと置かれていた。1/10でも全長26.3mだから迫力がある。

 

 

 

 

 

 

呉港の夕日(2/2 17:13)
 大和ミュージアムに隣接する呉港からの夕日がきれいだった。明日は、この呉港から江田島の小用港に向かう。

 

 

 

 

 

 

呉市のマンホール蓋
(2/2 17:34)

 大和ミュージアム近くで見つけたマンホール。このマンホールからは、戦艦大和への愛が伝わってくる。

 

 

 

 

海上自衛隊第1術科学校
幹部候補生学校校舎
(2/3 11:44)

 江田島には、海上自衛隊の訓練施設である第1術科学校があるので、見学した。写真は、幹部候補生の学校校舎で、遠くの玄関前に案内役の幹部候補生3人が立っている。手前は私を含む見学者だ。

 

 

 

松濤園と蒲刈大橋
(2/5 9:47)

 最終日(2/5)の午前中に、松濤園と蘭島閣美術館に行った。松濤園の石灯籠と蒲刈大橋が美しい。

 

 

 

 

 

 

 

蘭島閣美術館(2/5 9:48)
 蘭島閣美術館は、風格ある和風建築となっている。内部の絵画を見学した。

 

 

 

 

 

 

 

広島空港オイスターバー
(2/5 13:37)

 下蒲刈島からレンタカーで移動して広島空港に到着。羽田行きJALのチェックインを済ませて、遅い昼食をとった。牡蠣のポン酢で一杯。

 

 

 

 

(6)反省事項

 今回のライドと旅行では、スマホを忘れるハプニングやサイコンの誤設定があった。旅行にミスはつきものではあるものの、今後の反省と再発防止のため、反省点を以下にまとめておく。

(1)スマホは落下しやすいので、常にあるかどうかチェックする。また、落下する危険性が高い場合には、ズボンのポケットなど、より安全な収納場所に移動する。

(2)サイコンが室内モードになっている場合があるので、スタート前に電波の受信状況を確認する。

 

参考文献

[1]2023/1/22  当ブログ 「Aert Comfort3.0のすすめ」 

[2]2023/4/20 当ブログ 「輪行の分類と、記号表記法の提案」