マイペースチャリダーが行く

ちょうど古稀を迎えた理系チャリダーのブログです。

「自転車の車輪の転がり抵抗について-1」はこちら

環七一周サイクリング

 5ヶ月ほどブログ更新をサボってしまった。そのため、かなり旧聞の出来事になってしまうが、去年12月の環七一周サイクリングについて報告する。

 環七一周は約60kmなので、1日で走行するにはちょうど良い距離だ。東京に住むサイクリング好きの私としては、いつかやってみたいサイクリングの一つだった。東京からなかなか出ることが出来ないコロナ禍というこの時期だからこそのイベントと思うので、2020年12月にやってみた。

 

[1]シーサイド江戸川に前泊(2020/12/7AM)

 スタート地点の「葛西臨海公園前」交差点のある江戸川区に、前日に自転車で移動して前泊した。宿泊ホテルは、葛西臨海公園内にあるシーサイド江戸川だ。このホテルは、ホテルオークラが運営するホテルで、機会があれば一度泊まってみたいと思っていたホテルだ。運良くGoToトラベルも使えたので、宿泊代が35%となりお得に泊まることが出来た。部屋は、ツインをゆうゆうと1人で泊まった。シーサイド江戸川は大風呂もあり快適だった。

自宅(大田区)からの距離は25.7km、朝9時過ぎに出発して11時頃ホテルに到着。

 

[2]葛西臨海公園の見学(2020/12/7)

 午後は、葛西臨海公園を見学した。葛西臨海公園の目玉はなんと言っても大観覧車ということで、乗ってみた。高いので眺望は良いのだが、唯一の難点は、ゴンドラの窓が少しくすんでいるので、せっかくの景色がすべてかすんで見えてしまう点だ。

 

[3]環七一周サイクリング(2020/12/8)

 今回の環七一周サイクリングのコースマップを以下に示す。環七終点の「葛西臨海公園前」交差点をスタート地点として、環七内回りを周回して、環七起点の「環七大井ふ頭」交差点まで、環七を逆回りするコースだ。あらためてコースマップを見てみると、環七が一番外側の区をすべてつなぐように出来ていることが分かる。以下のコースマップに代表的な交差点の名前を示したが、詳細なリストは、環七一周交差点リストを参照してほしい。

 

1)城東エリア(江戸川区葛飾区、足立区)

 


葛西臨海公園前」交差点
(No=1、江戸川区、0km)
 環七一周サイクリングの起点となる「葛西臨海公園前」交差点の道路標識だ。  ここを午前9時43分に出発。

 

 

 


葛西駅前」交差点
(No=3、江戸川区、2.4km)
東西線の「葛西駅前」交差点だ。葛西駅は地下鉄博物館が隣接しているが、今回は先を急ぐのでスルーした。

 

 

 

「一之江ランプ」交差点
(No=7、江戸川区、6.4km)
 この交差点は、環七が首都高7号小松川線と交差するポイントだ。この交差点近くの「一之江分教場の杜公園」を起点として、一之江境川親水公園が船堀七丁目までの約3kmにわたって整備されている。親水公園は今回はスルーしたが、一度はポタリングしてみたい場所だ。

 

「総武陸橋下」交差点の近く
(No=10、江戸川区、10.6km)
 自転車で総武陸橋下交差点に行くためには、陸橋の側道を走ると総武線に突き当たるので、右に迂回してトンネルで総武線を越える必要がある。実際の「総武陸橋下」交差点は、このポイントから300m程度北上したところにあり、環七が蔵前橋通りと交差している。

 


「青砥橋」
(No=12、葛飾区、12.6km)
 中川にかかった青砥橋だが、水面が高いので高い場所に設置されている。しかし、歩行者・自転車のための立派なスロープが敷設されていたので、安心して橋を渡ることが出来た。

 

 

亀有駅東」交差点
(No=15、葛飾区、15.3km)
 この交差点は、環七が常磐線を横切るポイントにある交差点だ。この交差点を左折して西に100mほど進むと有名マンガ「亀有公園前派出所」の両津勘吉像がある。

 

「大谷田陸橋」交差点近く
(No=16、足立区、16.4km)
 写真は、「大和田陸橋」から、よく見える「銀河の塔」だ。この塔は歩行者・自転車用の地下トンネル出入口だが、桜の季節は絶好の見物ポイントだ。
 環七が王子金町江戸川線と交差する「大和田陸橋」交差点で、これまで北上してきた環七が大きく西にカーブしていく。

 

江北陸橋下」交差点
(No=22、足立区、23.4km)
 環七が、尾久橋通りと舎人ライナーと交差しているため、3層構造の立体交差になっている。この交差点から北に300m行くと舎人ライナー「西新井大師西」駅がある。

 

 

「都市農業公園前」交差点(鹿浜橋IC)
(No24、足立区、25.6km)
 首都高川口線の「鹿浜IC」との交差点だ。交差点を過ぎると「鹿浜橋」となり、荒川を渡る。
 側道はスロープが敷設されているので、自転車も利用出来る。

 


「新神谷橋」
(No=25、足立区/北区、26.8km)
 隅田川を渡る「新神谷橋」は高い場所に建設されているが、スロープがあり自転車も渡ることが出来る。新神谷橋を渡ると北区だ。この橋から200m下流右岸に「東京水辺ライン神谷のりば」がある。

 

 

 

2)城北・城西エリア(北区、板橋区練馬区、中野区、杉並区)

 


「宮堀」交差点
(No=26、北区、27.1km)
 「宮堀」交差点は、「新神谷橋」の近くにある岩槻街道(北本通り)との交差点だ。この交差点から北に約1.5km離れたところに、隅田川と中川の分岐点の「岩淵水門」がある。

 


「環七板橋本町」交差点
(No=29、板橋区、29.5km)
 この交差点の近くに「国立スポーツ科学センター」がある。今回は、この交差点近くのガストで昼食タイム(12:45~13:45)とした。

 

 


大和町」交差点
(No=30、板橋区、29.8km)
 環七が、国道17号線(中山道)と首都高5号池袋線と交差している3層の立体交差点だ。また、交差点の地下は、都営地下鉄「板橋本町」駅となっている。

 

 


豊玉陸橋」交差点
(No=35、練馬区、35.3km)
 「豊玉陸橋」は、目白通りとの交差点だ。近くに、唐澤博物館、江古田の森がある。

 

 

 


大和陸橋」交差点
(No=38、中野区、38.4km)
 大和陸橋は、早稲田通りとの交差点だ。この交差点は杉並区との区界に近く数10m南に行くと杉並区になる。

 

 

 


「高円寺陸橋下」交差点
(No=41、杉並区、39.7km)
 この交差点は、青梅街道との交差点だ。東に200m行くと、東京メトロ丸ノ内線の「東高円寺」駅や「蚕糸の森公園」がある。

 

 

「大原」交差点
(No=44、杉並区/世田谷区、42.6km)
 「大原」は、環七と国道20号線(甲州街道)との交差点だ。甲州街道は、杉並区と世田谷区の区界になっていて、この交差点を過ぎると世田谷区に入る。近くに、京王線「代田駅」がある。

 

 

 

3)城南エリア(世田谷区、目黒区、大田区)

 


「若林踏切」
(No=49、世田谷区、45.6km)
環七を横切る世田谷線の踏切だ。環七を渡る世田谷線の車両を見ると、心が和む感じがする。この踏切の西側に世田谷線「若林」駅がある。

 

 


「上馬」交差点
(No=52、世田谷区、46.9km)
 環七と国道246号(玉川通り)との交差点だ。近くに、東急田園都市線の「駒澤大学」駅がある。

 

 

 

「柿の木坂」交差点
(No=54、目黒区、49.2km)
 環七と目黒通りとの交差点だ。近くに、自転車メーカーGIANTの直営店がある。

 

 

 

南千束」交差点
(No=56、大田区、51.6km)
 環七と中原街道との交差点だ。近くに、東急池上線の「長原」駅がある。

 

 

 

 


「夫婦坂」交差点
(No=57、大田区、52.4km)
 環七と学研通りとの交差点だ。夫婦坂の名前の由来は、交差する学研通りに向かい合った坂があることに由来している。

 

 

 


「大森東」交差点
(No=62、大田区、56.4km)
 環七と第1京浜(国道15号線)との交差点だ。京急線平和島」駅が近くにある。

 

 

 

「環七大井ふ頭」交差点
(No=63、大田区、58.4km)
 「環七大井ふ頭」は、環七と湾岸道路(国道357号線)との交差点で、環七の起点となっている交差点だ。
 9時43分に「葛西臨海公園前」を出発し、16時7分に到着。所要時間は、6時間24分、平均速度=9.1km/h、平均移動速度=19.6km/hでした。自分に「お疲れ様でしたぁ」。

 

[4]環七一周サイクリングを終えて

 今回、環七一周サイクリングをやってみて、都内での自転車移動が意外にやりにくい場合があることにあらためて気づいたので、概要を以下に紹介する。

 

No=10、総武陸橋下、江戸川区

自転車は、迂回して総武線を渡る必要がある。ただし、表示はしっかりなされている。

 

No=24、鹿浜橋IC、足立区

スロープにじゃまな棒が設置されていて危険を感ずる。

 

No=34、桜台陸橋、練馬区

外回りにのみ自転車用スロープが敷設されていて、内回りにスロープがなく、表示もない。

 

No=37、西武新宿線アンダーパス、中野区

階段脇に設置された金属製のレールに自転車のタイヤを入れて移動させる必要があり、技術と体力が必要。

 

No=48、若林陸橋、世田谷区

側道の信号で、自転車が直進可の信号を待っているといつまでたっても直進できない。信号が左折可の表示の時に、自転車は直進する必要がある。

 

No=63、環七大井ふ頭、大田区

内回りは、自転車は陸橋を走ることが出来るが、外回りは走行不可。表示も不親切。