マイペースチャリダーが行く

古稀を過ぎた理系チャリダーが自転車の科学、サイクリングを綴る

「自転車の車輪の転がり抵抗について-1」はこちら

ノシャップ岬-宗谷岬の往復ライドと稚内観光

 以前から日本最北端の宗谷岬や利尻・礼文島は一度訪れたいと思っていた。今年8月についに夢がかなって、宗谷岬と利尻島をそれぞれサイクリングすることが出来た。

 そこで今回の記事では、ノシャップ岬ー宗谷岬の往復ライドと稚内観光について報告する。また次回は、利尻島一周ふれあいサイクリング2026と利尻島観光について報告しようと思う。

 今回記事は長文につき、お急ぎの方は目次を利用して興味のある部分のみをご覧頂ければと思う。

 

[1]ノシャップ岬ー宗谷岬の往復ライドについて

 実際に走行したルートマップを以下に示す。サイクリングルートは、宗谷湾に沿ってノシャップ岬と宗谷岬の間を往復するルートだ。しかし単純なピストン往復だと面白くないので、復路の一部で宗谷丘陵にある白い道を走ることにした。

 このルートは海岸沿いなので、海風の影響をもろに受ける。実は往復ライドの前日(8/20)に試走を兼ねて稚内からノシャップ岬を反時計回りに一周するサイクリングしたが、この日は風が強く(~31km/h)、踏んでも踏んでも前に進まなかった。しかし幸いにして往復ライド当日(8/21)は風が弱く(~10km/h)、曇りがちではあったが快適にサイクリングすることが出来た。

ノシャップ岬-宗谷岬往復ライド ルートマップ(8/21)

 

[2]ライドの写真いろいろ

ノシャップ岬スタート

  ホテルからノシャップ岬まで自転車を積んだレンタカーで移動した後、ノシャップ岬のシンボルマークの稚内灯台の駐車場からライドスタートした。

稚内灯台(8:21、0km)

 

今回使用した自転車

 今回のライドのお供は、クロモリロードのPanasonic ODR6-2015だ。カジュアルなサイクリングの場合は、このクロモリロードを愛用している。カーボンロードに比べて気軽に駐輪できるので、ツーリング的なサイクリングでは重宝する。

クロモリロードPanasonic ODR6-2015

 

宗谷湾(9:05、14.5km)

 以下の写真は稚内空港入り口手前付近で撮影した宗谷湾の風景だ。左側がノシャップ岬で右側が宗谷岬の方向で、樺太からの激しい波が打ち寄せている。

 

富磯漁港から見た利尻富士(26.7km、9:43)

 宗谷岬の根元付近の富磯漁港から稚内越しに利尻富士が見えたので写真撮影した。この富磯漁港から利尻富士まで直線距離で50kmだが、意外にきれいに見える。

 

間宮林蔵の渡樺出航の地(33.8km、10:06)

 宗谷岬手前3kmに間宮林蔵が1808年に樺太に向けて2回出航した記念碑がひっそりと建っている。出航した翌年の1809年に間宮林蔵は樺太が島であることを発見した。そのため、樺太と大陸の間のタタール海峡は、日本では間宮海峡と呼んでいるという。[1]

 

宗谷岬(36.8km、10:27)

 宗谷岬へは2時間足らずで到着。宗谷岬のモニュメントで定番の記念撮影。以下の写真は、他の観光客に撮影していただいた。この宗谷岬は、礼文島よりも緯度が高く、文字通り日本最北端とのことだ。

 

海鮮丼でランチ(36.8km、10:52)

 宗谷岬にある「最北端」という食堂でラーメンを食べるつもりだったのだが、あいにく臨時休業だった。そこで隣の海鮮の店(魚常明田商店)で少し早いランチとした。海鮮丼(上)とカニ味噌汁で3100円也。ご馳走様でした。

魚常明田商店

海鮮丼(上)とかに味噌汁

 

白い道(46.7km、12:21)

 宗谷岬から南へ激坂を登ると宗谷丘陵に入っていく。宗谷丘陵を30分程度(~10km)走ると白い道の入口がある。この白い道は、貝殻を敷き詰めてまぶしいくらい白く、印象的だった。

 この白い道だけを目当てに行くならば、宗谷公園付近の白い道出口から登った方が近いが、実は宗谷丘陵側からの一方通行が強く推奨されている。そのため、車の場合は宗谷岬から走る必要があるが、自転車は宗谷公園から入ることも許容されると思う。

 

稚内空港入口(61.3km、12:58)

 稚内空港に行く道路と、国道238号線の交差点には交通信号が無いことが印象的だった。如何に交通量が少ないかが分かる。

 

ノシャップ岬でゴール(76.2km、13:58)

 再びノシャップ岬の稚内灯台に到着・ゴール。

 

[3]走行まとめ

 以下に走行まとめを示す。ライド当日は風も弱く快適なサイクリング日和で、平均移動速度も22km/hとまずまずだった。

 

[4]旅行日程と輪行について

 旅行日程を以下に示す。前半の稚内では、サイクリングと観光目的でホテルサハリンに3泊した。1日目午後は稚内観光、2日目(8/20)は自転車組立後に翌日のライドに向けた試走として、ノシャップ岬を一周サイクリングした。3日目(8/21)はノシャップ岬ー宗谷岬を往復ライドした。

 自転車はSCICON社のAero Comfort3.0で梱包して、飛行機の機内に預けて輪行した[2]。また羽田まではマイカーで妻に送ってもらい、現地ではレンタカーに自転車を積んで移動した。最後の帰りの羽田から自宅まではワゴンタクシーを利用した。

 

旅行日程 ※黄色行は輪行分類と記号表記を示す[3]

 今回借りたレンタカーは、私の好きなN-Boxではなく、ダイハツのスペーシアだった。スペーシアは、Aero Comfortで梱包された自転車の輸送は問題なかったが、組立後の自転車の輸送は、セカンドシートのヘッドレストの支柱を利用して前輪が沈まない工夫が必要だった。

自転車組立後の自転車の輸送風景

前輪がセカンドシートのヘッドレスト支柱にのった状況(拡大)

 

[5]稚内観光

稚内港北防波堤ドーム(8/21)

 稚内港の北側を守る防波堤ドームは、存在感のある稚内港のシンボルだ。しかし私が訪れたときは修復工事のため、中に立ち入ることは出来なかったのは残念だった。

 

大鵬記念碑(8/19)

 往年の名横綱大鵬の石碑が稚内港にたたずんでいる。説明パネルによると樺太生まれの大鵬が1945年8月終戦時に家族とともに「小笠原丸」で引き揚げて到着したのが稚内港だったとのこと。大鵬にとっては想い出深い場所のようだ。

 

夕日ヶ丘パーキングから望む利尻富士(8/21)

 稚内郊外の夕日ヶ丘パーキングからは、夕日の利尻富士の眺めが素晴らしい。それで私は8/20~8/21の2日間、この夕日ヶ丘パーキングに通って、夕日の利尻富士を写真撮影した。ベストショットを以下に示す。

 

夕日ヶ丘パーキング(8/20)

 夕日ヶ丘パーキングは、南稚内から南西へ約4km行った山の斜面にある駐車場だ。ここは、夕焼けの利尻島と礼文島の眺めが素晴らしいので、機会があれば日没時に是非訪れてほしい。



開基100年記念塔(8/19)

 開基100年記念塔は、1978年に稚内開基100年を記念として建設された展望台で稚内のランドマークとなっている。またこの施設の1階と2階には、北方開拓の歴史を示す展示室がある。

 

9人の乙女(8/19)

 開基100年記念塔の展示室に、太平洋戦争の終戦時(1945年8月20日)に樺太の真岡郵便局に勤めていた電話交換手9人の乙女が服毒自殺した悲話が紹介されていた。


稚内港(8/19)

 以下の写真は、稚内公園の高台から見た稚内港だ。中央の大きな建物がサフィールホテル稚内で、右側にはハートランドフェリーが停泊している。今回宿泊したホテルサハリンは、一番左側のややピンクがかった4階建ての建物だ。

 

日本最北端の線路(8/20)

 JR稚内駅のロータリーに日本最北端の線路がある。鉄道マニアは必見だ。

 

稚内周辺の日帰り温泉

 稚内2泊目は、稚内西側にある「稚内童夢温泉」、3泊目は稚内副港市場に併設された「ヤムワッカナイ温泉港の湯」を利用した。

稚内童夢温泉(8/20)

 この童夢温泉から稚内に戻る途中に夕日が丘パーキングがある。今回は日没の時刻をあらかじめ調べておいて、お風呂帰りに夕日の利尻富士の写真撮影した。

 

ヤムワッカナイ温泉港の湯(8/21)

 副港市場に併設された「ヤムワッカナイ温泉港の湯」は、「北の台所なごみ」という食堂が隣接しているので、お風呂帰りにそのまま食堂に立ち寄って食事することができる。

 

ホテルサハリン(8/19~8/22)

 今回は稚内の拠点としてこのホテルサハリンに3泊した。お世話になったホテルには大変申し訳ないが、あまりオススメはしない。その根拠として、以下に○×分析を示す。

 ○このホテルはJR稚内駅やノシャップ岬に近く、観光拠点のロケーションは良い。

 ×室内のエアコンがウィンドウエアコンで、稼働音が大きく快適で無い。

 ×室内のテーブル・イスのセットがお粗末で、1時間以上座ると尻が痛くなる。

 ×各部屋のバスの他に、2-3人入れる風呂はあるものの、清潔でなく印象が悪い。

 ×フロントデスクの従業員の接客態度もサービスが良いとは言えない。

ホテルサハリン外観(8/19)

 

[6]グルメ

樺太食堂(8/20)

 樺太食堂はノシャップ岬にある海鮮丼の店だ。今回私は12時前に入店したので予約なしですぐに入ることが出来た。生ウニ3色丼(4130円)で大満足だった。

生ウニ3色丼

 

うろこ亭(8/19)

 旅の初日(8/19)は、うろこ亭で夕食をとった。最初はもっとホテルサハリンに近い食堂で夕食するつもりだったが、お目当ての食堂が当日貸し切りだったり、また別の店は雰囲気が悪い等の理由でパスしていくうちに、どんどんとホテルから遠くなり、その結果うろこ亭にたどり着いた。

 うろこ亭はすぐに入店出来て、かつ海鮮丼(うろこ市丼)もおいしかったので、結果的には良かったと思う。

うろこ市丼(8/19)

 

北の台所なごみ(8/21)

 ノシャップ岬ー宗谷岬往復ライドの日は、「ヤムワッカナイ温泉港の湯」でお風呂した後、隣接する食堂「北の台所なごみ」で夕食した。この食堂は地元の人も利用するカジュアルな食堂なので、とんかつ定食をお手頃価格(1250円)で、しかもお風呂から直通で食べることが出来たので、ありがたかった。

まずはノンアル+枝豆で一杯

トンカツ定食

 

む蔵(8/25)

 今回の北海道旅行の最終日(8/25)の飛行機チェックインまでの時間を利用して、稚内空港近くの大沼を見学した。その後、大沼の近くの「む蔵」に立ち寄ってランチした。この店の定番の鮭茶漬けを頂いたのだが、最初は生鮭を海鮮丼的に食べて、次に利尻昆布のだし汁で茶漬け的に食べるので、2回違った味が楽しめて良かったと思う。

む蔵外観

鮭茶漬け

 

[7]終わりに

 さすがに稚内付近は東京に比べて涼しく、今回は快適にサイクリングすることが出来た。また広々とした北海道の大地を実感出来て、充実した北海道旅行前半だった。

 次回記事では、北海道旅行の後半、すなわち利尻島一周ふれあいサイクリング2026と利尻島観光についてご紹介する。乞うご期待!!

 

参考文献

[1]Wikipedia「間宮海峡」

[2]2023/1/22 当ブログ「Aero Comfort3.0のすすめ」

[3]2023/4/20 当ブログ「輪行の分類と、記号表記法の提案」

 

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Aero Comfortの自転車2台のミニバン搭載について

[1]はじめに

 私が遠方サイクリングする場合、車と飛行機を乗り継いで移動することが多い。そのような場合、自転車の梱包ケースとして私はAero Comfort3.0を愛用している[1]

 そこで本記事では、Aero Comfort3.0で梱包された自転車2台を車(=ミニバン)に搭載する方法を検討したので報告する。なお、この自転車2台の輪行については、既に高知のブログ記事[2]で少し紹介したが、その後のツールド下関2026[3]でも経験を積み、新たな知見も得られたので、本記事ではそれらを含めてご紹介する。

 具体的には、自転車がAero Comfort3.0で梱包済か否(=組立済)かの2通り、ミニバンとしてフリード+とシェンタの2通りを前提条件として、これらの全ての組み合わせ4通りについて検討したので、以下にご紹介する。

 

[2]梱包済2台 フリード+

 まず最初に、Aero Comfortで梱包した自転車2台をフリード+(2019年式)に搭載する場合、高知のブログでは、フリード+では後方の安全確認が難しいと報告した[2]。

 しかしながら、以下の写真をご紹介するようにAero Comfortが水平になるように搭載すれば、後方の安全確認が可能であることが判明した。水平にするためには、フリードの棚板の上にAeroComfortを乗せる必要があるため、かなりの腕力が必要にはなるが、後方の安全確認が可能な状態で運転することが出来た。

 参考までに、高知のブログ[2]でご紹介した斜め積みの写真を下方に再掲する。この場合は、棚板を使わないためAeroComfortの後ろ側が狭い荷台中央に置くことになるため、2つのAero Comfortがわずかに逆ハの字のレイアウトになって、中央の視界を遮る結果となったようだ。

フリード(梱包済2台、水平載せ)

 

フリード(梱包済2台、斜め乗せ)


[3]梱包済2台 シェンタ

 シェンタ(3列シート、7人乗り)は、レンタカーでミニバンを借りる場合に良く利用する車種だ。以下の写真に示す様に、2列目と3列目のシートをたたむと荷台がほぼフラットになるため、Aero Comfort梱包済の自転車2台を搭載しても、特に後方の安全確認についての問題はない。

 また、写真に示す様に中央スペースに2人分の宿泊用ラゲージを積んでも余裕がある。

 

[4]組立済2台 フリード+

 私の自家用車はフリード+なので、フリード+に自転車を積んで私が自宅から出発する場合は、このパターンとなる。

 以下の写真に示す様に、通常は前輪を外して、ミノウラのロードバイク用キャリア(VirgoTF2-WH)を使って自転車を荷室に固定して運んでいる。フリード+の場合、荷室の前部の床が高くなっているため、前輪を外した方が自転車を水平に設置できるので、自転車の安定性が良い。

 一方出先でAero Comfortで梱包した自転車を組み立てた場合には、梱包に用いたAero Comfort2セットを自転車2台と共に車に積んで運ぶことも想定される。その場合は、以下の写真の赤丸で示したスペースに空のAero Comfortを格納出来る可能性があるが、未確認だ。


[5]組立済2台 シェンタ

 Aero Comfortで梱包された自転車2台を開梱して組立後、これら2台をシェンタに搭載した上で、空のAero Comfort2セットもシェンタに搭載可能かどうかを検討してみた。その結果、以下の写真に示す様に搭載すれば可能だと判明した。

 搭載方法は、まず2台の自転車は右側と左側の車壁に沿って設置する。その後、一つのAero Comfortを折りたたんだ2列目のシート上に置き、もう一つのAero Comfortは前輪と後輪の間をくぐり抜けるように置く。こうすることで2つの空のAero Comfortもシェンタに搭載することが出来た。

 なお写真では分かりにくいが、折りたたんだ2列目のシート上のAero Comfortは、ずり落ちないように自転車荷台用ゴム紐を利用してドライバーズシートのヘッドレストの支柱に引っかけて固定した。

 

 

拡大写真


[6]まとめ

 今回の検討結果をまとめた表を以下に示す。フリード+とシェンタを比べると総じてシェンタの方が搭載能力が高い印象だ。これはシェンタの荷室の床が平坦なことが、搭載能力の高さにつながっていると思われる。

 一方のフリード+は、荷室の床に段差があるハンデがあるものの、工夫次第で搭載可能範囲が広がるので、Aero Comfortの自転車2台の輪行に対応可能なミニバンと思う。

検討結果まとめ

 

 

[7]祝100回目記事達成!!

 当ブログは、2020年2月に「ウェブリブログ」で開始し、2022年5月に「はてなブログ」に移行・継続して[4]、これまでサイクリングに関連する記事を投稿してきました。

 今回の記事は、2020年の第1号記事[5]から数えて100回目の記事となりました。今回の記事を含めて、これまでの記事に関心をお寄せ頂いた大勢の読者の方々に、篤く御礼申し上げます。

 

参考

[1]2023/1/22 当ブログ「Aero Comfort3.0のすすめ」

[2]2026/6/3 当ブログ「自転車2台輪行と高知観光」

[3]2026/8/9 当ブログ「ツールド下関2026と下関観光」

[4]2022/5/22 当ブログ「「ウェブリブログ」から「Hatenaブログ」へ移行」

[5]2020/2/11 当ブログ「自転車は最速の人力移動手段」

 

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ツールド下関2026と下関観光

[1]はじめに

 6/21に開催されたツールド下関2026に妻と共に参加した。本記事では、ツールド下関と、その前後で行った下関観光について報告する。長文記事なので、お急ぎの方は、目次を利用して関心のある箇所をお読み頂ければと思う。

 

 

[2]ツールド下関2026について

 ツールド下関2026のロングコースに参加して、BRYTON RiderS810で実測したルートマップを以下に示す。コースは、下関北運動公園を出発し、海岸沿いに北上して角島大橋のたもとのフォトポイントで記念撮影した後、粟野川沿いに南下して豊田と菊川のエイドポイントを経由して下関北運動公園に戻るコースだ。

 後半の山側のコースは、下り坂と上り坂がセットの振り子型の坂が数多くあって、それらの振り子型坂を走行すると、結果的に峠越えしていたという印象だった。

 

[3]ツールド下関2026の写真いろいろ

 

ロードバイク ピナレロガン(6/21 7:10)

 私が利用したロードバイクは2019年製ピナレロガンだ。このガンは、ピナレロの低価格カーボンバイクだが、2021年を最後に今は販売されていない。私にとっては一番高級なバイクで、見た目が地味でさりげないのが気に入っている。

 

 開会式での江島元下関市長(2026/6/21 7:26)

 開会式で挨拶した江島元下関市長によると、このツールド下関を始めたいきさつは、平成の大合併により4つの市町村(旧下関市、豊浦町、豊北町、豊田町、菊川町)が合併し新しい下関市が2005年に誕生したが、それらの4地区をつなぐ共同事業として始めたとのことだった[1]。そう言われてみれば、4つのエイドには、豊浦、豊北、豊田、菊川という旧町名の名前がつけられているため、江島元市長の説明を聞いて、なるほどと納得した。

 

 

妻のスタート(7:48 フォトクリエイト撮影)

 スタートとゴールの会場は、下関市街地の北の外れにある下関北運動公園だ。下の写真は私の妻(画面中央)のスタート風景だ。私は妻よりも6分早く、7:42にスタートした。

 

海岸沿いをサイクリング(9:41 36.9km cedarbook)

 最初のエイド豊浦を出てから約1時間走行後、見渡しの良い海岸線の道路に出た。ここから角島フォトポイントまでは海岸に沿ってサイクリングする。

 

角島フォトポイントで記念撮影(10:42~10:46 53.3km cedarbook)

 ツールド下関のハイライトである角島大橋のたもとで記念撮影した。撮影は大会の関係者が参加者のスマホ等で撮影してくれる。

 

 

沈下橋(11:36 65.8km cedarbook)

 角島フォトポイントから数km走ると山間の川沿いのサイクリングルートになる。その川沿いのルートで、この粟野川にかかる沈下橋を見つけた。珍しいので撮影。沈下橋は四万十川の専売特許ではないようだ。

 

木屋川沿いのサイクリングルート(13:55 96.3km cedarbook)

 豊田エイドを出発して菊川エイドに向かう途中で木屋川沿いの自然豊かなサイクリングルートになる。この木屋川の上流は、ゲンジホタルが生息するホタルの里として知られているとのことだ。

 

cedarbookのゴール(15:37 123.9km フォトクリエイト撮影)

 今朝出発した北運動公園に帰ってきてゴール!! お疲れ~

 

妻のゴール(16:05 123.9km フォトクリエイト撮影)

 私の妻も約30分遅れでゴール。祝完走!! 

 

(4)ツールド下関のまとめ

 今回のツールド下関を走り終えての感想としては、下関市の行政の力を強く感じた。江島元市長の言葉通り、各エイドでは、合併された各市町村が連携して、精一杯のもてなしで出迎えてくれて、各市町村の行政力を強く感じたライドだった。

 以下のエイドまとめでは、私(=cedarbook)の各エイドへの到着時刻と出発時刻をそれぞれ示している。目標時刻を達成したセルは緑表示としているが、いずれのエイドでも目標時刻よりも早く到着し、早く出発することが出来たので、オールグリーン表示となり、私としては満足だ。

 

cedarbookのエイドまとめ

 

 私(=cedarbook)と妻の走行まとめを以下に示しておく。妻は去年から本格的にサイクリングを始めた初心者ながら120km完走したのは大健闘と思う。

走行まとめ

 

(5)旅行日程

 今回は、羽田駐車場に自家用車を駐車する裏技として、飛行機予約日の前日夜に羽田駐車場に予約なしで自家用車を駐車した後に近隣のホテルに前泊する方法を用いた。夜の羽田駐車場は、到着ラッシュのため、駐車場はいずれも空きがあるので、予約ナシでスムーズに駐車できる。

 下関では、ドーミーインに3泊した。ドーミーインはビジネスホテルではあるものの大浴場があるので、ルートインとともにライドで重宝するビジネスホテルチェーンだ。

 今回の日程は、輪行分類で言うと、下関を拠点とする単一拠点型である。以前に私が提案した輪行の記号表記[2]を、以下の黄色アミガケ行に示しておく。

 

(6)下関観光

瀬戸大橋(6/19、JAL291便から撮影)

 山口宇部空港に向かうJAL291便から瀬戸大橋がきれいに見えたので撮影した。最初はしまなみ海道だと思ったのだが、橋のレイアウトから瀬戸大橋と推定した。こんなにきれいに見えるとちょっとうれしくなる。

 

火の山リングから見た関門橋(6/19)

 下関初日(6/19)の天候は、何とか雨が降らない予報だったので、今年完成した火の山リングという展望台から関門橋を見ることにした。火の山リングから眺めた関門橋の写真、火の山リングと関門橋を一緒に撮った写真を以下に示す。

 

火の山リングから眺めた関門橋

 

関門橋(左)と火の山リング(右)

 

壇ノ浦(6/20)

 6/20(土)は雨だったが、壇ノ浦古戦場を見学した。古戦場は「みもすそ川公園」[3]にあるが、「みもすそ川」の公園名は、この公園近くを流れる御裳(みもすそ)川にちなんでいる。壇ノ浦の戦いで平家が敗れて、幼い安徳天皇を抱いて入水した二位尼は、「今ぞ知るみもすそ川の御ながれ 波の下にもみやこありとは」と辞世の句を詠んだという。

 関門海峡は潮の流れが早く、また1日に4回流れが変わるという。壇ノ浦の戦いの時も、最初が優勢だった平家が劣勢に転じたのは潮の流れが西向きに変化したのがきっかけだったという。

 

八艘飛びの源義経(左)と錨を担いだ平知盛(右)


関門トンネル人道(6/20)

 人が通行可能な関門トンネルで、みもすそ川公園近くに入口がある。当日はあいにくの雨だったが、トンネルの中を快適に10分ほど歩いて門司側に抜けることができた。

 また、トンネルの真ん中付近には県境の表示がある。→以下2番目の写真参照

 



海洋散骨遙拝所(6/20)

 関門トンネル人道を通って門司側に出たら、海岸に石碑が建っていた。何だろうと思って近寄って見たら、海洋散骨遙拝所だった。海洋散骨は、何となくお墓がないと思っていたが、このように遙拝所に名前が刻まれる事例もあることが分かり参考になった。

 この海洋散骨遙拝所について旅行後に調べてみると、門司側の海洋人道入口近くにある和布刈神社が海洋散骨事業の一環で、ここに遙拝所を設置したようだ[4]。

 

巌流島(舟島)(6/20)

 巌流島(舟島)は唐戸市場から連絡船で10分程度で着く小さな島だ。宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘はあまりに有名な話だ。この下関は、壇ノ浦の戦いや、巌流島の決闘など、決戦・決闘に適した特別な場所なのかもしれない。

 

佐々木小次郎(左)、宮本武蔵(右)と関門橋(中央)

 

(7)ホテルと夕食etc

ドーミーインプレミアム下関(6/19~22)

 今回は、ドーミーインプレミアム下関に3泊した。プレミアムの付くドーミーインは、ちょっぴり高級とのことで、今回の様に夫婦で宿泊するのには適している。また、繁華街にも近いので徒歩圏に夕食に適したレストランがあるのもメリットだ。

 ただし、駐車場が小さく早い者勝ちなので、今回はチェックイン開始の15時ちょうどにチェックインして、駐車場を確保した。今回の様に連泊する場合には、初日に確保した駐車スペースはキープされるので、初日チェックイン時に駐車スペースを確保することが大事だ。

海峡ゆめタワー(6/19)

 宿泊したホテル近くにある海峡ゆめタワー(1996年竣工)は、夜景に彩りを添えてくれる下関のランドマークだ。バブル時代の栄華が伝わってくるようだ。

 

旬菜旬魚 わたつみ(6/19夕食)

 わたつみ[5]は、下関の繁華街「豊前田通り」の一角にある和食店だ。やっぱり下関のふぐを食べることにして、夫婦でふぐコースを頂いた。リーズナブルな価格で味も良かったと思う。

 

レストラン メネフネ(6/20夕食)

 この店はイタリアンレストランだと思っていたが、改めて食べログで調べてみる[6]と昼はハワイアンで夜がイタリアンレストランのようだ。ご夫婦で運営する知る人ぞ知るレストランという印象。味はバッチリ良いし値段も高くないので洋食系ならばオススメ出来るレストランだ。

 

釜山食堂(6/21夕食)

 6/21は、ライド後の体へのご褒美として焼き肉を食べることにした。この釜山食堂[7]は、下関駅前の「釜山門」近くの韓国料理店だ。焼き肉(サムギョプサル)を店員が目の前で焼いてくれる。この店は、価格もお手頃で韓国の雰囲気を安心して楽しめる感じで、地元の人にも愛されている人気店のようだ。

 

(8)最後に

 今回下関を訪れる前からずっと不思議だったのは「下関」という地名だ。あまり好まれない「下」という言葉が名前に入っているのは何故だろうと思っていた。

 この「下関」の地名について調べてみると、「防長三関」という防衛の考え方に基づいているという。すなわち、「防長三関」とは、戦国時代の大内氏から始まり長州藩も重視した海上交通を監視するための3つの関とのことだ。具体的には、上関とは山口県熊毛郡上関町、中関とは山口県防府市三田尻地区で、下関は現在の下関で海上交通を監視していたという[8]。「下関」という地名一つにも、いろいろな歴史的背景があることが分かった。

 今回初めて下関を訪れたが、下関のきれいな風景や歴史を再確認し、またサイクリングでは夫婦二人が無事に完走出来たので、満足いくライド&観光となった。

 

参考文献

[1]山口県HP「山口県における平成の大合併の状況」

[2]2023/4/20当ブログ「輪行の分類と、記号表記法の提案」

[3]Wikipedia「みもすそ川公園」

[4]和布刈神社HP「海洋散骨」

[5]食べログ「わたつみ豊前田店」

[6]食べログ「メネフネ」

[7]食べログ「釜山食堂」

[8]2026/7/3 なんたん様ブログ「下関・中関・上関、なぜ山口県には「関」が3つある?防長三関の由来を調べてみた」

 

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伊良湖岬を巡る、渥美半島一周サイクリング

[1]はじめに

 先月に伊良湖岬にあるリゾートホテル(伊良湖オーシャンリゾート)で私の大学の同期会を開催したのだが、せっかく伊良湖岬に行くので、前日に伊良湖岬を巡る渥美半島一周のサイクリングした。

 本記事は、そのサイクリングについて報告する。今回も、妻と一緒の夫婦サイクリングだ。長文記事なので、お急ぎの方は、目次を利用して関心のある箇所を拾い読み頂ければと思う。

 

[2]サイクリングルート

 渥美半島一周のサイクリングルートは主に3つあるが[1][2][3]、今回はジャパンエコトラックのサイクリングルート[1]を参考にして、ほぼ忠実に走行した。実走したサイクリングルートを以下に示す。このサイクリングルートは、道の駅とよはしを起点として、そこから時計回りに渥美半島を一周するルートだ。

 

渥美半島一周サイクリング 実走ルート(2026/5/26)

 

[3]実際に走ってみて(2026/5/26)

 前半の伊良湖岬までは主に国道42号線に沿って走るのだが、国道42号線が海岸から1km程度離れているため太平洋は見えない。そこで、海を見るためには、ところどころにあるサイクリング道路に入って海岸べりを走る必要がある。しかし、最初の15kmまでのサイクリング道路は太平洋が良く見えないので、道の駅あかばねを過ぎてからのサイクリング道路がオススメだ。

 後半の伊良湖岬からゴール(道の駅とよはし)までは、交差点で道を間違えないようにスマホを活用した。また、ゴール手前7kmの大崎ICからゴールまでの区間は、国道23号バイパスの側道を走るコースだ。

 

スタート地点(道の駅とよはし)

 スタート&ゴール地点「道の駅とよはし」は、国道23号線バイパスと県道406号線の交差点にある商業施設だ。出発およびゴール時はそれぞれ営業の開始時刻と終了時刻ぎりぎりなので、売店はあまり利用できない。もっぱらトイレや駐車場として利用した。

スタート直前(道の駅とよはし駐車場、9:00)

 奥に見えるのが私の自転車(パナソニックODR6、2015)、手前が妻の自転車(MERIDA Scultura RIM400、2022)だ。左側の黄色いミニバンは、私の自家用車(フリード)で自転車2台を積んで自宅から豊橋までの移動に利用した。

 

渡津海橋(サイクリング道路、9:39、8.2km)

 前半のサイクリング道路は、林の中を走るだけで海が見えないのであまりオススメ出来ない。以下の写真は、唯一の見所の渡津海橋だが、これだけのためにサイクリング道路を走る必要は、私は無いと思う。

 

道の駅あかばね(30.7km、10:49)

 道の駅あかばねは、前半ライドのほぼ中間地点にあり、サイクルスタンドも準備されているのでサイクリングの休憩ポイントとして便利だ。ここのメロンジュースがおいしいという口コミがあったので飲もうと思っていたが、つい失念してしまった。

 

サイクリング道路からの太平洋(32.4km、11:12)

 道の駅あかばねを過ぎて直ぐ、サイクリング道路入口がある。そこからサイクリング道路では、雄大な太平洋を見ることができる。

 

サイクリング道路と太平洋(35.4km、11:20)

 太平洋沿いのサイクリング道路は以下の写真の様な感じ。海岸側のガードレールが少し気になるが、車やサーファーがサイクリング道路に進入するのを防いでくれると考えればやむを得ない。

 

サイクリング道路に階段が!?(35.7km、11:22)

 サイクリング道路から国道42号に戻るルートで階段が出現!?ちょっと残念だが、これも経験と思って登るしかないね。

 

日研農園でメロンジュース(44km、11:49)

 道の駅あかばねでメロンジュースを飲むのを忘れたことを急に思い出して、この日研農園のカフェで休憩。まるでメロンを食べているようなメロンジュース!!500円也。


伊良湖岬付近(46km、11:58)

 以下は、伊良湖岬から約2km手前のサイクリング道路で撮った写真。手前の岩は日の出の石門、遠くに神島が見える。

 

椰子の実記念碑(47.8km、12:09)

 サイクリング道路が国道42号線に合流するポイント近くに椰子の実記念碑[4]がある。日の出の石門も眺めことが出来る。このあたりで、柳田國男が実際に椰子の実を拾ったと思うと、ちょっと感慨深い。

 

灯台茶屋(50.7km、12:30~13:20)

 恋路ヶ浜の灯台茶屋でランチした。岬の北側にある「道の駅クリスタルポルト」のレストラン岬めぐり亭は火曜日定休のため、この灯台茶屋を選んだ。この店は、ロードバイクスタンドが備えられていて、店主の愛想も良いので、むしろこの灯台茶屋で良かったと思う。

 

宇津江公園(68.9km、14:15)

 宇津江公園は、海岸べりに整備されたきれいな公園だが、トイレと東屋があるだけで、誰もいない。ここから蒲郡などのある三河湾が見渡すことが出来る。

三河港大橋(90.1km、16:29)

 三河港大橋を渡ったのだが、車道が2レーンあるものの路側帯が狭いため、後ろからくる車に抜かれる際にかなりの緊張を強いられた。トンネルに加えて、橋も歩道を走るのが安全サイクリングの原則だと思い知った。

 ただし歩道を走行するには、最初から計画的に歩道に入る必要がある。一旦車道を選択すると、ガードがあるため簡単には歩道に切り替えることが出来ないのだ。

 

ゴール直後 道の駅とよはし(100.9km、17:21)

 朝スタートした道の駅とよはしに、無事に夫婦で同時ゴールイン!!

 

フリードへの車載状況(5/27 9:41)

 自転車2台のフリードへの搭載は、前輪を外して装着できるミノウラのバーゴTF2-WH[5]を利用した。この前輪を外すタイプのホルダーを使う場合は、フリードの荷室の段差は特に問題にならない。しかし前記事で紹介したように[6]、SCICON製AERO COMFORTで梱包した自転車2台を搭載すると、フリードの荷室の段差が問題となる場合がある。

 

[4]走行まとめ

 私(cedarbook)と妻の走行まとめを以下に示す。距離の違いは、妻は時間短縮のため立ち寄り箇所をショートカットしたことに起因している。一方獲得標高の違いは、妻と私は同じサイコン(BRYTON Rider S810)を利用しているものの、これらのサイコンの個体差(ばらつき誤差)によるものと考えている。

渥美半島一周サイクリング(2026/5/26)

 

[5]その他観光など

ルートイン豊橋駅前(5/25~5/27)

 今回のサイクリングは、2泊3日でルートインを利用し、中日(なかび)にサイクリングした。ルートインは大風呂があるので、サイクリングでは重宝する。

 

伊良湖岬(伊良湖オーシャンリゾートから望む、5/27、F.Hirose撮影)

 伊良湖オーシャンリゾートの屋上で撮影された伊良湖岬の写真だ。最初に述べたように、サイクリング翌日に大学の同期会を伊良湖オーシャンリゾートで開催したのだが、その時に撮影された。5/27は小雨模様で夕陽が見れなかったのは残念だったが、それでも伊良湖岬の絶景が伝わってくる。

 

JR豊川駅前と豊川稲荷(5/27AM)

 大学同期会の集合時刻までの時間を利用して、豊川稲荷を見学した。電車でJR豊川駅に行くと、駅前ロータリーで狐のモニュメントが出迎えてくれる。さすが豊川稲荷の門前町だ。また豊川稲荷の本殿も立派!!

豊川稲荷本殿(5/27AM)

 

[6]最後に

 今回のサイクリングでは、以下に示す、安全に橋を渡るための教訓が得られた。特に最近は夫婦でサイクリングすることが多いので、今回の教訓を肝に銘じたい。

 

今回の教訓
 トンネルおよび橋では路側帯が狭いため、早めに歩道での走行に
移行して、サイクリングの安全を確保すべし。

 

 

修正履歴

2026/6/16 [2]節の主な渥美半島一周サイクリングコースを2から3と修正し、「渥美半島ぐる輪サイクリング」[3]を追加した。また従来の[3]以上の参考文献番号を1つ繰り下げた。

2026/6/17 [5]節の伊良湖岬の写真の撮影者を明記した。

 

参考文献

[1]ジャパンエコトラックHP 「23-06渥美半島サイクリングルート」

[2]田原市HP「渥美半島菜の花浪漫街道 一周モデルコース」

[3]渥美半島刊行ビューローHP 「第19回愛知県渥美半島ぐる輪サイクリング」

[4]渥美半島観光ビューローHP「椰子の実記念碑」

[5]ミノウラHP「VERGO-TF2-WH kit」

[6]2026/6/3当ブログ「自転車2台輪行と高知観光」

 

 

 

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サイクリングパワー・踏力・ケイデンスの関係は?

[1]はじめに

 最近は自転車のサイクリングパワーを計測しながら、一定のパワーで走行するマイペース走法が注目されている[1]。しかしながら、私はバーチャルライドはサイクルトレーナーがパワー計測しているものの、実走行の自転車ではパワーメータが無いためパワーを計測出来ず、今ひとつサイクリングパワーが分からなかった。

 そこで今回、もう少し深くサイクリングパワーを理解するため、モデル計算の手法を用いて踏力とケイデンスとの関係を定量的に検討したので報告する。

 本記事は長文のため、お急ぎの読者、または数式が嫌いな読者は以下の目次を利用して[4-2]以降をお読みください。

 

 

[2]理想モデル

 まず最初に検討した理想モデルを以下に示す。

 

理想モデルの仮定

右ペダルと左ペダルに、時間的に一定な力が加わっており、それらの力の合計はFe(N)である。

 

 理想モデルでは、仕事量の公式により力Fe(N)を加えてD(m)移動した場合の必要な運動エネルギーW(J)は、以下の(1)式で表される。

W=Fe・D------------------------(1)

 移動に要する時間をT(sec)とし、(1)式の両辺をTで割ると下式を得る。

W/T=Fe・(D/T)

 上式のW/TはパワーP(W)、D/Tは速度V(m/sec)であるため、(2)式を得る。

P=Fe・V-------------------------(2)

 P:パワー(W)

 Fe:踏力(N)

 V:ペダルの移動速度(m/sec)

 (2)式は参考文献[2]にも紹介されているパワーPを表す式である。しかし(2)式はケイデンスとの関係が明確ではない。そこで移動速度VとケイデンスCの関係を検討するため、以下のペダル回転の模式図を用いる。

 

 上の模式図で、ペダルの移動速度V(m/sec)およびケイデンスC(rpm)は、それぞれ以下の(3)(4)式で表される。

V=A・ω------------------------(3)

ω=2πC/60---------------------(4)

 π:円周率(≒3.14)

 (2)式に(3)(4)式を代入すると、以下の(5)式を得る。

P=(πA/30)・Fe・C------------(5)

 (5)式は、パワーについてよく知られていること[3]を示唆している。すなわち、大きなパワーを出力するには、踏力Feを大きくするか、または高いケイデンスCとするかの2つの方法があることを示している。

 

[3]通常ライドモデル

 理想モデルでは、ペダルに加える力が時間的に一定であると仮定した。しかしこの仮定は電動モーターならば可能だが、人間が常にペダルを一定の力でこぐことは現実的に不可能だ。

 この通常ライドモデルでは、通常の人間のライドを想定して、時計回りに回るペダルが0時から3時の間にある時のみ、人間が一定踏力Fp(kg)で踏むと仮定する。実際は右ペダルと左ペダルがあるため、下図のダイヤグラムで、赤で示すタイミングでのみ、踏力Fp(kg)がペダルに加わると仮定する。

 

踏力Fpのダイヤグラム (通常ライドモデル)

 

 上図で明らかなように、通常ライドモデルでは、踏力Fpがペダルに加わるのはAとCのタイミングのみで、BとDのタイミングは踏力ゼロとなる。

 そこで、踏力を全タイミングで平均化すると、等価的にFpの半分が全てのタイミングで加わっていると見なすことができる。その結果、以下の(6)式を得る。

Fe=g・(Fp/2)----------------------(6)

 g:重力の加速度(9.8m/s2)

 (6)式でFpに重力の加速度を乗ずるのは、Feの単位がニュートン(N)に対して、Fpの単位がkgのため、その換算係数として重力加速度gを乗じている。

 (6)式を(5)式に代入すると、以下の(7)式を得る。

P=(π・A・g/60)・Fp・C---------(7)

 (7)式で、クランク長Aを175mm(=0.175m)と仮定すると、以下の(8)式を得る。

P=0.09・Fp・C-------------------(8)

 (8)式を用いた計算結果を以下[3-2]に示す。

 

[3-2]通常ライドモデルの計算結果

踏力FpとパワーPの関係

(通常ライド)

 

P一定の場合の、ケイデンスCと踏力Fpの反比例関係

(通常ライド)

 

[4]引き足ライドモデル

 次に引き足について検討する。引き足は、やった方が良いという説[4][5]とやらない方が良いという説[6]の両論あるが、ここでは引き足ライドをモデル計算の手法を用いて定量的に検討する。

 今回の引き足ライドモデルでは、下図のダイヤグラムに示す様に、下向きの踏力Fpが加わるタイミングAとCに加えて、タイミングBとDにおいて上向きの力Fpでペダルを引き上げると仮定する。

 

踏力Fpのダイヤグラム (引き足ライドモデル)

 上図で分かるように、引き足ライドモデルでは、どのタイミングでも力Fpがペダルに加わるため、等価的にFpが全てのタイミングで加わっていると見なすことができる。したがって、以下の(9)式を得る。

Fe=g・Fp---------------------------(9)

 g:重力の加速度(9.8m/s2)

 (9)式を(5)式に代入すると、以下の(10)式を得る。

P=(π・A・g/30)・Fp・C----------(10)

 (10)式でクランク長Aを175mm(=0.175m)と仮定すると、以下の(11)式を得る。

P=0.18・Fp・C--------------------(11)

 (8)式と(11)式を比較すると、FpとCが同一ならば、引き足ライドのパワーは、通常ライドの2倍となる。しかし実際には、通常ライドと同一の力Fpでペダルを引き上げることは難しいため、2倍にはならないと思われる。

 (8)式と(11)式を用いて、通常ライドと引き足ライドをそれぞれ計算した結果を以下の[4-2]に示す。

 

[4-2]計算結果-通常ライドvs引き足ライド

踏力FpとパワーPの関係

(通常ライドvs引き足ライド)



P一定の場合の、ケイデンスCと踏力Fpの反比例関係

(通常ライドvs引き足ライド)

[5]事例分析

 ここでは、私の最近のZWIFTライド事例を分析した結果について紹介する。

 以下の2つのダイヤグラムは、私が2026/6/10にZWIFTのWatopia Coast to Coastを走った事例のゴール前スプリントのデータだ。最初のダイヤグラムは、ゴール手前200mの通常ライドのデータで、2番目のダイヤグラムは、ゴール直前の引き足ライドでのデータで、その下方に、それらの数値データをまとめた表を示している。

 

ゴール200m手前でのデータ

(通常ライド、D=23.9km、P=232W、C=73rpm)

 

ゴール直前データ

(D=24.1km、引き足ライド、P=366W、C=88rpm)

 

事例分析のデータまとめ

 上表において、パワーPとケイデンスCは、サイクルトレーナーが計測した実測値を示しているが、力Fpは、通常ライドは(8)式、引き足ライドは(11)式を用いた計算値を示している。
 引き足ライドではパワーが232Wから366Wに約1.6倍に増強されている。この1.6倍の増強は、理論上引き足ライドの効果が2倍あるが、力Fpが0.65倍(35kg→23kg)に低下し、一方ケイデンスCが1.2倍(73rpm→88rpm)に増強した結果、全体として1.6倍となったことが分かった。

P(引き足ライド)/P(通常ライド)=2×0.65×1.2≒1.6

 このように、引き足ライドはパワーは2倍にはならないものの、1.6倍に増強されたため、パワー増強に一定の効果があると思われる。

 

通常ライド⇒引き足ライド移行時の力FpとケイデンスCの変化

[6]まとめ

(1)今回のモデル計算による検討の結果、以下の関係式が得られた。

 

通常ライドのパワーP(W)とケイデンスC(rpm)と力Fp(kg)の関係

P=(π・A・g/60)・Fp・C

 π:円周率(≒3.14)

 A:クランク長(m)

 g:重力の加速度(9.8m/s2)

A(クランク長)=175mmの場合

P=0.09・Fp・C

 

引き足ライドのパワーP(W)とケイデンスC(rpm)と力Fp(kg)の関係

P=(π・A・g/30)・Fp・C

 π:円周率(≒3.14)

 A:クランク長(m)

 g:重力の加速度(9.8m/s2)

A(クランク長)=175mmの場合

P=0.18・Fp・C

 

(2)私の引き足ライドと通常ライドの走行事例を分析した結果、引き足ライドの場合の力Fpがやや低下するため、パワー2倍にはならないものの、パワー増強には一定の効果があることが分かった。

 

 

参考文献

[1]20266/4/18 ACTIVEBIKE HP「ヒルクライムを制するペーシング戦略」

[2]2023/12/25 SRM POWER SHOP HP「パワーって何? part 1 SFRから理解する力と速度の関係」

[3]2018/6/16 シクロワイヤード「竹谷賢二先生が教える「パワー」とは? トレーニングを充実させるパワトレをイチから学ぼう」

[4]2012/11/3 白崎サイクル店長日記「引き足」

[5]2020/2/22 もりのくま3「ヒルクライムでの激坂を克服する裏技が「引き足」!?」

[6]2018/4/12 アイアンマン報告「フラットペダルの再評価。引き足不要論とビンディング・コスプレ説」

 

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自転車2台輪行と高知観光

[1]はじめに

 前回記事[1]では、四万十ヘブンズロードサイクリングについて報告した。今回はそれに関連して、自転車2台の輪行と高知観光について報告する。

 

[2]旅行日程

 今回の高知観光と四万十サイクリングの旅行日程を以下に示す。今回は、夫婦でサイクリングするので、2台のSCICON社製のAero Comfort3.0[2](以下では、AeroComfortと略す)を搭載した自家用車を羽田空港駐車場に駐車する必要がある。しかし事前の羽田空港駐車場の予約は非常に難しい。利用開始日の30日前から予約可能なのだが、予約枠が少なく直ぐ予約枠が埋まってしまうためだ。この様な状況に対応するため、予約代行業者などもあるほどだ[3]

 そこで今回は、天空橋にあるホテルメトロポリタン羽田に前泊することにした。実はこのホテルに駐車場は無いのだが、前泊の場合、夕方以降は羽田空港駐車場が比較的空いているため、予約なしで容易に駐車できる。駐車後は、電車で天空橋のホテルメトロポリタン羽田に移動して宿泊した。

 以下の全体の旅行日程では、いつものように輪行分類と輪行の記号表記[4]を黄色アミガケで示す。

 

高知旅行日程

 

[3]実際の自転車2台輪行

 羽田空港駐車場までは、AeroComfort2台を搭載した自家用車フリード+ハイブリッド(2019年式、5人乗り)で移動した。しかしながら、フリードの荷台の大きな段差のため、以下の問題点が明らかになった。

 ・段差にAeroComfortの前輪を乗せるのは、かなり腕力が必要

 ・段差にAeroComfort2台を乗せると、AeroComfort上部が高く持ち上がるため、

  後方の安全確認が難しくなる。

 以下にフリードにAeroComfort2台を搭載した写真を示す。後方の視界が遮られるため、後方の安全確認が難しい状況となっている。

 

AeroComfort2台を搭載したフリード(2025/4/19)

 

 一方、高知空港到着後は、ニッポンレンタカーで借りたシェンタにAeroComfort2台を搭載した。シェンタの荷台はフリードのような段差がないため、以下に示す様に、AeroComfort2台を搭載しても後方視界を確保する出来た。

 今回、我々夫婦がサイクリング遠征する場合のレンタカーとしてシェンタが有効な選択肢であることが分かった。

 

AeroComfort2台を搭載したシェンタ(2026/4/20)

 

[4]高知観光

やなせたかし記念館(2026/4/20)

 香美市にある「やなせたかし記念館」は、道の駅美良布(びらふ)の近くにある。そこで道の駅でランチしてから記念館を見学した。屋外展示では、アンパンマンよりも、バイキンマンの方が大きくて強そうなのが印象に残った。これも格好悪いヒーロー「アンパンマン」らしい演出なのかもしれない。

 

やなせたかし記念館の外観

 

大きくて強そうなバイキンマン

 

記念館ホールのアンパンマン



三翠園(2026/4/20)

 4/20は、高知城近くの「三翠園」に宿泊した。この三翠園は、旧土佐藩主「山内家」の下屋敷があった場所に建っていて、山内家ゆかりのものが無料で展示されている長屋がある。

三翠園の門

 

山内家ゆかりのものが展示されている長屋

 

三翠園の本館入口

 

高知城(2026/4/21)

 三翠園からほど近い高知城は小高い丘の上にあり、天守閣からは高知の町を見渡すことができる。また、内助の功で有名な山内一豊の妻は、名馬とともに我々を出迎えてくれた。

 

高知城天守閣

天守閣からの眺め

 

山内一豊の妻と名馬


桂浜(2026/4/21)

 龍馬も見たであろう桂浜の太平洋は、何となく自由を感ずることが出来る。幕末日本で活躍した龍馬がここにいたと思うと、なんだか面白い。

 

桂浜


龍馬像

 

四万十ヘブンズロードサイクリング(2026/4/22)

 4/22は、夫婦で四万十川に沿ってサイクリングした。その詳細は前記事[1]を参照いただきたい。以下の写真は、美馬旅館を出発して34km程度走行した「川遊び公園」近く風景だ。園児たちが川遊びに興ずる、のどかな風景が広がっている。

 

四万十川 「川遊び公園」近く

 

牧野植物園(2026/4/23)

 高知旅行の最終日(4/23)は、牧野植物園のレストランでランチした。牧野植物園は、五台山という山の中にあり、植物園にふさわしい自然環境だ。この場所は、牧野富太郎博士が生前に選定したとのこと[5]。またレストランC.L.GARDENのランチはお手頃価格でお薦めできる。

 

[5]最後に

 以下に高知の所感をまとめておく。

1.高知は、四国の中でも本州から遠く、とりわけ自由な雰囲気がある。

2.やなせたかし、牧野富太郎、山内容堂、坂本龍馬など幕末以降の著名人が多い

3.牧野富太郎を輩出した高知の気候風土は、高温多湿で植物に適している。

 

参考文献

[1]2026/5/15 当ブログ「四万十ヘブンズロードサイクリング」

[2]2023/1/22 当ブログ「Aero Comfort3.0のすすめ」

[3]羽田空港駐車場予約代行サービスネット

[4]2023/4/20 当ブログ「 輪行の分類と、記号表記法の提案」

[5]高知県立牧野植物園HP「はじめての牧野植物園 7. 見どころ多し!南園」

 

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四万十ヘブンズロードサイクリング

 2026年4月下旬に、四万十ヘブンズロード[1]をサイクリングしたので、報告する。そのサイクリングに関連した自転車輪行や高知観光については、次回報告しようと思う。

 

[1]はじめに

 私は四万十川の沈下橋に興味があり、いずれ四万十川はサイクリングしたいと思っていた。そこで今回、四万十川に沿ったサイクリングコースである四万十ヘブンズロード[1]を参考にして、サイクリングをすることにした。

 

[2]サイクリングルートについて

 今回はサイクリング初心者の妻も同行するので、負荷が少ないルートとして、上流の四万十町(旧窪川町)の美馬旅館[2]をスタート地点とし、そこから四万十川に沿って河口近くの四万十市までサイクリングし、その後国道56号線に沿って北上して四万十町のスタート地点の美馬旅館に戻る130kmのコースとした。

 このルートは、ゴール前10km付近に高低差200m程度の登坂があるものの、それ以外は下り基調の平坦ルートなので、初心者にもやさしいルートと考えて選定した。

 以下に、当初のサイクリングルートに実走した時の距離を書き込んだサイクリングルートマップと、STRAVAより引用した実走マップを示す。

 

サイクリングルートマップ (Googlマップを用いて作成)

 

実走マップと高低差 (2026/4/22、STRAVAより引用)


 上の実走データに基づく高低差チャートにおいても、ゴール直前の登坂を除けば、緩やかな下り基調のルートであることが示されている。

 

[3]実際のサイクリング概要

 スタート地点から20km程度離れた「道の駅四万十大正」までは、比較的順調だった。しかしその後のトンネル出口で、妻が転倒するハプニングがあった。妻はトンネル出口でサイクルライトを消灯させるために電源ボタン長押ししたが、自転車に不慣れのため転倒してしまったらしい。

 その後、近くの薬局で絆創膏などを購入して応急手当したが、このまま走行するかスタート地点に戻るかを、私は少し悩んだ。しかしながら、怪我が擦り傷程度で軽症であることや、妻の走りたい意欲を尊重して、このまま走ることにした。

 その後のサイクリングは、妻と私はペースが違うので、それぞれがマイペースで走って道の駅で合流する方式で走行した。しかしどうしても、初心者で怪我している妻の方が遅れがちになる。

 お昼を予定していた「うどん工房麦屋」に着いたのは、私が14時頃、妻は14時30分頃だった。遅いランチでうどんをおいしく頂いてから、出発したのは15時過ぎだった。

 その後は、私がゴール地点まで出来る限り早く走って、車で引き返して妻をピックアップする方針で走ることにした。結局私は18:30頃にゴールし、それから車で引き返して妻をピックアップしたのは、サイクリングルート最高地点直前(18:51、ゴール7km手前)だった。ピックアップした19時前には少しずつ雨が降り出してきたが、ぎりぎりセーフで、19時過ぎに美馬旅館に帰着した。

 今回のサイクリングは、妻の転倒のハプニングのため、四万十サイクリングを十分に楽しむことが出来なかったのは残念だったが、しかし妻が大事には至らず、ほぼ完走出来たので良かったと思う。

 

[4]サイクリングの写真

 以下の写真二つは、出発前の写真だ。スタート/ゴール地点は四万十町の美馬旅館だ。この美馬旅館は国道381号線沿いにあり、明治24年創業の歴史ある老舗旅館だ。我々は、美馬旅館本館2階に泊まり、そのレトロ感覚を味わうことが出来た。

 

美馬旅館(2026/4/22 8:16)

 

出発直前(2026/4/22 8:23)

 

 以下の写真3枚は、いずれも道の駅四万十大正(21.5km)を過ぎたあたりの四万十川の風景だ。園児たちが川遊びに興じている場面も見られた。四万十川が最後の清流というのも分かる気がする。

四万十川(202/4/22 9:52)

 

四万十川と川遊びする園児たち(2026/4/22 9:57)

 

四万十川(2026/4/22 10:24)

 

鯉のぼりと四万十川(11:11)

 四万十町は、鯉のぼりの川渡しの発祥の地[2]らしい。サイクリングした日(4/22)はこどもの日よりも10日以上前だったが、道の駅四万十とおわ近くで、元気に鯉のぼりが泳いでいる風景を見ることが出来た。

 

中半家沈下橋(45km付近、11:55)

 今回のサイクリングで一番見てみたいと思っていたのは沈下橋だ。沈下橋はいずれも幅が狭く、専ら人や自転車等が川を渡るためのもので、大型トラック等は並行して敷設された別の橋を利用しているようだった。

 

うどん工房麦屋(87.1km、14:09)

 BicycleClubの実走調査[4]で紹介されていたランチ場所のうどん工房麦屋[5]は四万十市近郊にある。うどんのいろいろなトッピングを自分で選ぶことが出来たので、少し遅いが楽しいランチとなった。遅れて来た妻も、ここで一緒にうどんでランチすることが出来た。

 

[5]走行まとめ

 以下に、私と妻のサイクリング走行まとめを示す。私と妻のデータは1割程度しか差が無いことが分かって、改めて驚いた。妻もよく頑張ったと思う。また獲得標高については、途中リタイヤの妻の獲得標高の方が私のデータよりも高めになっているのが奇妙だが、用いたサイコンBRYTON S810の誤差の影響だと思われる。

 

四万十ヘブンズロードサイクリング(2026/4/22) 走行まとめ

 上記数値は、サイコン(BRYTON S810)からのデータに基づいて作成。

 

[6]終わりに

 最後に、今回得られた教訓をまとめておく。今回の教訓を活かして、今後の夫婦サイクリングをより安全で楽しめるものとしたい。

 

  1)万一に備えて、絆創膏などの応急医療セットを携行すべし

  2)同行者のペース配分を考慮した走行計画を、事前に十分検討すべし

  3)同行者の健康状態・状況を注意深く把握すべし

 

参考文献

[1]高知県スポーツツーリズムポータルサイト「四万十ヘブンズロード」

[2]美馬旅館本館のHP

[3]四万十町HP「こいのぼりの川渡し」

[4]Bicycle Club HP「四万十ヘブンズロード|高知県・ジャパンバイシクルルート実走調査」

[5]うどん工房麦屋HP

 

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