マイペースチャリダーが行く

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BitClockのすすめ

 今回は、WiFi時計の一種で商品名「BitClock」という置き時計を紹介しようと思う。

 私は洗面台で洗顔する際は腕時計を外すので、時刻を確認するために洗面台に安い電池駆動の液晶の置き時計を置いて時間を確認していた。ところが、この置き時計が半年程度で、時間が2分程度遅くなり、また液晶表示の一部が欠けて使えなくなった。そのため、新しく置き時計を購入することとした。

 

(1)新しい置き時計への条件

 以前の時計が時刻が不正確だったので、新しい置き時計は時刻が正確であることを条件(a)とした。また洗面台のような水がかかる場所に商用電源100Vの電機製品を置きたくないため、電池駆動を条件(b)とした。

  (a)時刻が正確であること

  (b)電池駆動であること

 正確な時刻を得るには、電波時計が一般的だが、あいにく私のマンションの洗面所は窓から遠く、電波時計用の電波が届きにくいことが分かっている。そのため、WiFi環境でタイムサーバーを利用して時刻の正確性を確保するWiFi時計とすることにした。

 条件(b)も考慮して、電池駆動のWiFi時計を探すこととした。電池駆動のWiFi時計として唯一見つかったのが、今回紹介するBitClockだ。

 

(2)BitClockの購入と難点

 BitClockはアマゾンで6000円程度で入手することが出来た。購入後、WiFi設定は、「そーたとメイの工作」のホームページを参照することにより、問題なく出来た。

 しかしながら、いざ洗面台で使おうとすると、以下の難点があった。

 直方体のBitClockを洗面台に設置すると、視野角の関係で液晶パネルが見にくい。

 この難点の具体的状況を以下の写真に示す。この難点は、浅い角度で液晶パネルを見るため、液晶表示のコントラストが十分とれない事が原因のようだ。

 解決方法として、液晶パネルを正面から見えるようにBitClockを斜め置きすれば良いと思われた。

垂直に置いたBitClock(液晶パネルが見にくい)


(3)BitClockの斜め置き

 BitClockの斜め置きの方法だが、フォトスタンドなどで良くあるようなスタンドを手持ちの金具で作ることにした。用いた金具は、A4ファイルの綴じ金具を以下の写真のように折り曲げて使用した。

 

自作のスタンド
スタンドはA4ファイルの綴じ金具を折り曲げ加工して作成した。

 

 

 

 

 

BitClockと自作スタンド
真横から見た状況

 

 

 

 

 

 

液晶表示画面
斜め置きだと、時刻表示が明確

 

 

 

 

 

 

全体風景

時刻の視認性が良い感じ

 

 

 

 

 

(4)まとめ

 今回紹介したBitClockは10月20日に使い始めてから、本記事の執筆時点で1ヶ月以上経過したが、特に問題なく稼働している。また時刻表示も正確で、満足している。BitClockについて、今回分かったことや特徴を以下にまとめておく。

 1)電池駆動のWiFi置き時計

 2)垂直の時刻表示パネルの視認性の悪い難点は、自作スタンドで解決できる

 3)時刻表示パネルは、液晶電極が見えるなど、くせがあるデザイン

 総括すると、誰にでもお勧めできる商品ではないが、設置条件や好みがツボにはまれば、有効かつ有益な商品と思う。