前回記事(旧品川道を行く-1)では、品川の荏原神社をスタートして瀬田までの品川道ライド前半を紹介した。本ブログでは、2021/1/19に走った後半の品川道ライドについて「旧品川道の行く-2」と題して報告する。
文献[1][2]によれば、品川道は江戸時代以前の古道で、多摩川を利用して府中から材木を筏として品川まで運んだ人が府中まで帰るために利用した道なので、筏道(いかだみち)の別名があるとのこと。また文献[3]によれば、今でも大國魂神社の禊祓式(みそぎはらえしき)で、品川の海で清めの潮水を神社に持ち帰り、祭りの神事にこの潮水を使用するという。
そこで今回のスタート地点は府中「大國魂神社」とし、ゴールは前回ライドと同じ世田谷「瀬田」交差点とした。品川道ライド-2の走行距離は約21kmだ。
(0)スタート地点まで自走(自宅~大國魂神社) 2021/1/19AM
大田区の自宅からスタート地点の大國魂神社への移動は、多摩川サイクリングロード(多摩川CR)を利用した。

二子玉川付近(11:07)
川崎側の多摩川CRから見た二子玉川。この日は快晴だった。

稲城大橋付近(11:48)
稲城大橋付近で、多摩川CRから離れ、都道9号線を利用して府中方向に進む。

大國魂神社(12:40)
都道9号線沿いのコンビニで小休止後、ほどなく大國魂神社に到着。この大國魂神社の起源は西暦114年と大変古い[3]。しばし見学・参拝後、午後の旧品川道ライド-2に備えて近くでランチ。
(1)ルート1 大國魂神社~飛田給駅
本記事では、「旧品川道を行く-2」の全体ルートを、便宜上、3分割して説明する。まず最初のルート1は、スタート地点の「大國魂神社前」交差点から飛田給駅までのルートだ。
ルート1のマップ


「大國魂神社前」交差点(13:22)
この旧甲州街道の交差点が、今回のスタート地点だ。写真右側の巨木は大國魂神社の御神木のケヤキだ。
この交差点から、しばらく旧甲州街道を東に進む。

東府中駅北口(13:34)
京王線を斜めに横切る踏切を横断後、東府中駅に至る。ここで旧甲州街道からY分岐し、品川街道に入る。

品川街道(13:37)
旧甲州街道から分岐した品川街道の雰囲気は、こんな感じの直線道路で自転車にとっては走りやすい道路だ。

飛田給駅(13:56)
飛田給駅南口のロータリーから見た飛田給駅。品川道は、この飛田給駅舎に沿って写真右側方向に続いている。
(2)ルート2 飛田給駅~次太夫公園
ルート2は、飛田給駅から次太夫公園までのルートなのだが、分かりにくい分岐がいくつもあるので、初めて走る自転車ライダーにとっては難所だ。以下にルートマップと分岐ポイントを中心に写真を示す。
ルート2のマップ


飛田給駅(13:57)
飛田給駅南口のロータリーの風景だ。手前の道路を写真右側に向かって行くと、品川道となる。

「太田塚」交差点(14:08)
太田塚交差点付近で、品川道と品川通りが合流する。
写真左側の緑色の自転車が今回のライドに使用したパナソニック製ODR6(2015)だ。オーソドックスなクロモリのフレームでリアキャリア用ダボ穴があるのが気に入って購入したバイクだ。

「多摩川住宅入口」交差点
(14:21)
この交差点で、斜め右側に品川道への分岐がある。この分岐に気づかずに通り過ぎてしまいそうだが、左側に山梨中央銀行があるのが目印だ。

万葉通りY字路(14:26)
万葉通りという標識のあるY字路が出たら、この標識のない左側の道路が品川道だ。間違っても、万葉通りの右側に行かないように。

「二の橋」交差点(14:41)
この交差点付近で、「品川道」は右斜め方向に分岐する。これも分かりにくいので要注意。

次太夫公園(14:48)
次太夫公園西門に到着。この公園は、江戸時代に活躍した小泉次太夫を記念した公園で、小泉次太夫が指導して開削した次太夫堀(六郷用水)や水田を復元した公園とのこと。
(3)ルート3 次太夫公園~瀬田
最後のルート3を以下のマップに示す。次太夫公園を出発して、多摩堤通りを南東に進み、東名高速をくぐってから左折して東名高速に沿って東に進む。道の真ん中の緑地帯が無くなったあたりで、東名高速から離れて右斜め方向に行くと、環八と合流して、瀬田に至る。
ルート3のマップ


次太夫公園庚申塔(14:48)
次太夫公園西門近くにあった庚申塔だ。品川道はこの公園を通り抜けて、多摩堤通りを東に向かう。

環八合流点(15:37)
瀬田五丁目1-15付近で、環八に合流する。

瀬田交差点(15:41)
古代に品川街道が瀬田で大山街道(246)と交錯していたと思うと、古代も現代も、瀬田は重要分岐点だ。
(4)まとめ
本記事では「品川道を行く-2」と題して、2021/1/19に走行した府中の大國魂神社から瀬田までの区間のライドを紹介した。歴史オンチの私でも、実際に現地を走ってみると、実感が湧いてきて歴史に想いを馳せることが出来る感じがする。と言うわけで、これからも、少しでも興味のある街道は実走しようと思う。
本記事の最後までお付き合い頂いた読者の方々に感謝いたします。
参考文献
[1]ブログ:散歩の途中「品川道を歩く その1 府中から世田谷瀬田」
[2]ブログ:散歩の途中「品川道を歩く その2 世田谷瀬田から品川湊」