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LezyneポンプにAirBoneポンプヘッドを装着してみた

 今回は、自転車用グッズの商品紹介として、自転車空気入れ(=フロアポンプ)のポンプヘッドについて紹介する。なお、ポンプヘッドを知らない人のために説明しておくと、ポンプヘッドとは、自転車のタイヤに空気を入れる時に、ポンプとバルブを接続するための部品のことだ。

 

(1)これまでの経緯

 これまで私は、Lezyneという米国メーカのフロアポンプを愛用してきた。Lezyneのフロアポンプは、パナソニックのフロアポンプと比べて格好良いし、如何にも空気が確実に入りそうな雰囲気があるので気に入っている。

 現在私が使っているフロアポンプの経緯を下図にまとめた。フロアポンプを2019年に購入して以降、2022年と2025年の2回ポンプヘッドが故障した。2回目の故障への対応として、故障部品と同じLezyneポンプヘッド(ABS-1Pro)を購入・修理する方法もあるが、今回はちょっぴり冒険して、他社製ポンプヘッドを装着してみることにした。そこで購入したポンプヘッドが、今回ご紹介するAirBoneポンプヘッドZT-A15だ。

 

フロアポンプの購入と修理の経緯



 以下の記事では、LezyneフロアポンプにAirBoneポンプヘッドを装着する際の課題と対応について記載した。

 

(2)ポンプヘッドの収納場所

 Lezyneのフロアポンプは、ポンプヘッドの収納場所が準備されている。そのため、そこにAirBoneポンプヘッドが収納できるかどうかが一番気になった点だ。

 Amazonのカスタマーレビューを調べると、Lezyneの金属製フロアポンプではAirBoneポンプヘッドがきっちり収納できるという報告があった。それが決め手になって、今回AirBoneZT-A15を購入することにした。

 しかし、私の機種(Sport Digital Drive)では収納部分がプラスチック製のためか、きっちりポンプヘッドを収納することが出来なかった。残念!!

 そこで簡単DIYを試してみることにした。具体的には、手元にあった黒い針金をS字に折り曲げて、その針金部分にポンプヘッドを引っかけて収納できるようにした。その結果、バッチリ収納することが出来た。我ながらGood Job!!

S字型の黒い針金とポンプヘッド収納部分



 

フロアポンプ(Lezyne Sport Disital Drive)全体写真

 

(3)タイヤバルブへの取付と取り外し

 タイヤバルブへの取付や取り外しについては、従来のLezyne製ポンプヘッドのABS-1Proは基本ネジ式だ。赤いスリーブを回して、ポンプヘッドのタイヤバルブへの取付と取り外しを行う。しかし今回のAirBoneZT-A15は、取付はネジ式だが、取り外しはワンタッチで外すという、私にとって未経験の方法だ。

 そこで、以下にAirBoneポンプヘッドZT-A15を利用して、仏式バルブのクリンチャータイヤに空気を入れる手順を示した。

 結論的には、取り外しは少し慣れが必要だが、大きな問題はない。

 

(3-1)キャップ外し

 当然だが、まずはキャップを外す。これはいつも通り。

 

(3-2)ポンプヘッドのP位置確認

 今回のポンプヘッドは仏式と米式の両用バルブであるため、利用する場合には、ポンプヘッドが仏式バルブ用(=P位置)にセットされていることを確認する。具体的には、青いスリープの白点がP位置になっていることを確認する。

 白点がP位置でない場合は、青いスリーブを下図の右側に押し下げてP位置の金属リングとの間に2mm程度の隙間をつくる。この後、青いスリーブを回転させることにより白点をP位置に調整することができる。

 

青いスリーブ白点のP位置確認

 

(3-3)ポンプヘッドの取付

 ポンプヘッドをバルブに沿って押し下げる。この際に青いスリーブを押し下げることによりポンプヘッドのP点の金属リングと青いスリーブとの間に2mm程度の隙間があくようにする。

 この後、青いスリープを右回しに回転することにより、ポンプヘッドをバルブに固定する。



 

(3-4)ポンピング

 青いスリーブが止まるまで回転することにより取り付けられたポンプヘッドを利用して、ポンピングでタイヤに空気を入れる。この事例では、コンチネンタル製タイヤGP5000(700cx28c)に対して、空気圧96psiまでポンピングした。

ポンピング後

 

(3-5)ポンプヘッドの取り外し

 ポンプヘッドAirBoneZT-A15の一番の特徴は取り外し法だ。青いスリーブに指をかけて一気に取り外すのだ。私は、ポンプヘッドを力一杯外した際に、スポークに手をぶつけてしまい軽い擦り傷を負ったことがあった。取り外しは、慣れれば問題は無いが、初心者は要注意だ。

ポンプヘッドの取り外し前

 このAirBoneポンプヘッドの取り外し方法は、大きな利点があることに気づいた。すなわち、AirBoneポンプヘッドの取り外しは、lezyne製ポンプヘッドのようにネジを回して取り外す必要がないため、誤ってタイヤのコアバルブを外してしまってタイヤの空気を全排出してしまう危険性がない点だ。

 AirBoneポンプヘッドを取り外す時は緊張するが、コアバルブを外す心配がないのはかなり有り難い。

 

(3-5)取り外し後

 ポンプヘッドの取り外し後は、先端の小ねじを締めた後、キャップを取り付ければ完了だ。

ポンプヘッドの取り外し後

 

(4)まとめ

 今回の記事では、AirBone製ポンプヘッドZT-A15を約3ヶ月間に経験した課題と対応について述べてきた。これらをまとめて、AirBone製ポンプヘッドZT-A15の特長を以下に示す。

 

AirBorn製ポンプヘッドZT-A15の特長

 1)Lezyne製フロアポンプ(Sport Digital Drive)に、簡単DIYできっちり収納できる。

 2)タイヤバルブからの取り外しに少し慣れが必要だが、大きな問題はない。

 3)Lezyne製ポンプヘッド(ABS-1Pro)に比べ、コアバルブを外すリスクが小さい。

 

(5)後記

 本記事を推敲している間に、AirBoneポンプヘッドZT-A15に関するブログ記事を調べたところ、複数の推し記事が見つかった。以下に参考文献として示す。やはりAirBoneポンプヘッドは、知る人ぞ知る名機なのかもしれない。

 

参考文献

[1]2020/11/15 Kumichan23 「ポンプヘッド airbone ZT-A15 これは超お勧め ヒラメよりこちらをお買い求めください!」

[2]2021/6/28 CycleWalk 「【ロードバイク】最高のポンプ口金とは」

[3]2021/6/28 そのさんチャンネル「【air bone】クイックポンプヘッドという気持ちの良いパーツ!」

[4]2021/7/12 すくみずログ 「【レビュー】airbone(エアボーン) ZT-A15 クイックポンプヘッド ~仏式・米式 両対応のポンプヘッド~」

[5]2024/7/11 気ままに@不定期blog2「使いやすそうなポンプヘッドに交換する!(ヒラメが欲しかったけど)」

[6]2025/3/19 ばるブログ東京⇔大阪キャノンボール「airbone「ZT-A15 クイックポンプヘッド」を購入」