マイペースチャリダーが行く

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オリンピックロードレースの相模原コースサポーター

 コロナ禍の中で始まったオリンピックだが、7月24~25日に行われたロードレースのボランティアとして、相模原に行ってきたので、以下に報告する。

 

(1)相模原コースサポーター

 そもそも2年前の2019年7月にオリンピックロードレースのテストイベントが開催されたが、その時、相模原のコースサポーターに応募したのがきっかけで、今年のオリンピックの相模原コースサポーターにも応募した。オリンピックロードレースは、世界の有名選手のスピードを体感できる滅多にないチャンスだ。

 今回の相模原コースサポーターは写真撮影禁止だったので、仕事ぶりを写真で紹介できないのが少し残念だが、コースサポーターの仕事は、コースの設営と撤収とレース中に観客がコースに出ないように誘導することだ。

 今年6月のツールドフランスで非常識な女性が看板を選手にぶつけて大規模な落車事故が起こしたことは記憶に新しいが、そのような大規模な落車事故が発生しないようにすることがコースサポーターの大事な使命だ。ありがたいことに、大きな問題無く、特に男子選手はあっという間に通過していった。

相模原コースサポーターのTシャツを着た私(相模原市緑区合同庁舎前にて)
 

(2)ロードレースコースの相模原区間

 せっかく相模原に来たので、7月24日の男子ロードレースのコースサポーター終了後に、男子ロードレースコースの相模原区間を自転車で走ってみた。走行区間は、相模原の「相原台」交差点から「両国橋」までの27kmだ[1]

 登り基調(獲得標高=514m)のコースのため、私の平均移動速度は17km/hと遅かった。一方、男子ロードレースの優勝者カラパスの全コースの平均速度は38km/hだった[2]。私の速度はコースの一部分だけの平均速度なので、カラパスとの単純比較は出来ないが、敢えて比較すると、ダブルスコア以上の差があることが分かる。このような比較も、有名選手と同じコースを走ったという自慢になり、サイクリストとしては何気に楽しい。

走行したロードレース相模原区間

(相原台交差点→両国橋、by GARMIN/Googleマップ
 

参考文献

[1]相模原市 市内コース紹介パンフレット

[2]Cycle Sports「東京五輪男子ロードレース詳報」2021/7/27